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2018.09.30

全96点の写真でどこより詳しく解説!京都で迷った時の対処法

行楽シーズンになると行きたくなる観光地、京都。美しい街並と歴史ある文化財が観光客の心を存分に潤してくれる。災害のごとく暑かった夏が過ぎて、秋めいてきた今の時期に京都観光を予定している人が多いだろう。

ところが日本屈指の観光地である京都にも欠点がある。交通手段だ。

京都市には観光名所が数多くあり、様々なメディアで取り上げられている。しかし同じ地域に固まってあるわけではないので、ネットで目についた名所をピックアップして訪れようとすると、効率の悪い大回りで時間や体力が奪われてしまう。

また、京都市交通局が運営する市バスは、その大回りを実現してしまう存在だ。電車や地下鉄の代わりに非常に発達した市バスは、地元民の生活に大いに貢献している一方、観光名所へ行くルートの選択肢を与えすぎて観光客を惑わしている。

ただでさえ交通手段には一苦労する京都観光。その上名所のリサーチ不足で当日迷ってしまい、楽しみが半減してはもったいない……。

そこで! 京都府出身の筆者がこんな旅を提案したい。京都市に碁盤の目のように張り巡らされた“通り”を、端っこから端っこまで真っすぐ進むだけ。誰でも満喫できる“ズボラ京都満喫通りの旅”だ!

なぜ通りを真っすぐ進むと京都観光を満喫できるのか

周知のように、京都市には碁盤の目に広がる通りが存在する。主要なものを挙げれば、烏丸通、河原町通、四条通といったところだろう。これらは京都の主要な場所を貫いているので、観光名所のそばをかすめていることが大多数だ。

つまりアレやコレやと交通手段のリサーチをしなくても、主要な通りを端っこから端っこまで真っすぐ進むだけで、京都観光を堪能できてしまうのだ!道に迷うリスクがない上にお手軽。ノーリスクハイリターンなのだ。

もっと分かりやすく伝えるため、ここからは現地の写真と共に、主要な通りの1つ“丸太町通”を例に挙げてその模様をご紹介しよう。

※先に申し上げておくが、この記事は超絶長い。その代わり京都の観光名所を案内する記事として役立つものが仕上がったはずだ。あまりに長いので、先にこの記事で取り上げる名所を箇条書きで記しておきたい。

・世界に誇る観光名所・嵐山
・映画・ドラマ好きなら絶対に外せない東映太秦映画村
・日本最大の禅寺・妙心寺
・世界遺産・元離宮二条城
・歴代の天皇が住んだ場所・京都御所
・風情あるのどかな眺めを楽しめる鴨川
・芸能人が神前式を挙げる場所であり、明治時代の代表的な日本庭園・平安神宮
・(少々足を伸ばして)哲学の道と銀閣寺

この他、嵯峨野地域に見られるローカルな京都、堀川通から烏丸通の間にある“京都人が感じる京都らしい街並”。

最後までお付き合いいただければ幸いだ。

嵐山から始まる“ローカルな京都”を味わう丸太町通前編

というわけで、お盆の帰省を兼ねて、筆者は真夏の京都に降り立った。その場所がココ、丸太町通の端っこだ。

京都市の真ん中の少し上を東西に貫くこの道は、地元民が愛用する主要な大通り。この丸太町通の端っこへは、JR嵯峨野線の嵯峨嵐山駅北口から徒歩10分弱でたどりつく。さらにこの十字路を左折して10分ほど歩くと渡月橋が顔を出す。

渡月橋までの道中はお土産の売店や京を彩る飲食店でにぎわう。

※嵯峨嵐山駅から渡月橋や天龍寺へ行く場合は、南口から降りたほうが近い。今回は企画なので通りの端っこからスタートしたが、この場所を経由すると遠回りになるので注意。

さっそく嵐山をご紹介すべきところだが、今回は後回しにしたい。夕陽が差してオレンジ色に染まる嵐山の景色を読者にお見せしたいからだ。それでは、丸太町通をどんどん直進して行こう!

端っこから数百メートル進むと、「清滝道」という交差点にたどりつく。道路標識が差す「清滝」の方向に向かって真っすぐ進むと、知る人ぞ知る心霊スポット「清滝トンネル」に行ける。筆者は過去数回、車で友人たちとこのトンネルをくぐったのだが、ものものしい雰囲気で悪寒が止まらず、女の子が同乗したときは泣かれてしまった。良い思い出だ。心霊スポット好きだけにオススメしたい。

全長10キロにも及ぶ丸太町通を、ずっと徒歩で進むことはできない。そこで清滝道からは市バスを活用することにした。

バス停「嵯峨瀬戸川町」だ。このバス停では4つの系統が停車する。11号系統と特93号系統は地元民御用達なので、今回はスルー。注目すべきは91と93だ。91号系統は丸太町通の真ん中あたりまで進んで、途中から京都のビジネス街を目指す。93号系統は、丸太町通をひたすら直進する。観光目的ならば、91系統か93系統を活用しよう。

※この記事に登場する時刻表はすべて2018年8月中旬のものだ。定期的に更新されるのでご注意を。

これが、京都市交通局が運航する市バスだ。緑の車体で覚えておこう。

筆者は91号系統に乗り、丸太町通を直進することにした。冷房の効いた快適な空間に車窓が流れる。

このあたりは京都を囲む山と民家が立ち並ぶのどかな嵯峨野地域だ。道行く人々も地元民ばかり。観光名所を巡るだけでは感じることのできない“ローカルな京都”を楽しめるのも、この旅の醍醐味だ。

乗車すること10分弱。次の目的地にたどりついた。常盤・嵯峨野高校前だ。

このバス停を降りて後ろを振り返ると、向こうに踏切が見える。そのそばには京福電気鉄道北野線・常盤駅がある。

「なんじゃそのローカルな鉄道は!」と思う読者もいるだろうが、この電車、めちゃめちゃ便利だ。この駅から「北野白梅町行」の電車に乗ると、世界遺産・真言宗御室派総本山の仁和寺、日本最大の禅寺であり臨済宗大本山の妙心寺、名勝・石庭で知られる龍安寺、足利将軍家の菩提寺・等持院へ行ける。それぞれ名所の近くに駅があるので、一駅ずつ降りるだけで自動的に観光できる。

さらに終点・北野白梅町駅で下車し、近くの「北野白梅町」のバス停から203号系統に乗ると、5分程度であの有名な北野天満宮に行ける。同じくバス停から204号系統もしくは205号系統に乗ると、5分ほどであの金閣寺へ行ける。

京福電車は嵐山から走っているので、これらの名所へ訪れたい人は通りを直進するより電車に飛び乗ったほうが便利だ。

少々脱線してしまった。丸太町通に戻ろう。ここからバスで一駅進むと、太秦映画村道に停車する。

バス停から降りて「マツモト」というスーパーの角を曲がると……

徒歩5分強で東映太秦映画村にたどりつく。

東映太秦映画村は、時代劇の世界を再現したオープンセットやイベント、アトラクションを通じて体験できるテーマパークだ。テレビや映画の撮影が実際に行われているので、なんと芸能人や制作スタッフたちによるナマ撮影を見学もできる。テレビドラマ好きや映画好きにはたまらない空間だ!

筆者もこのテーマパークが大好きなので、ぜひとも立ち寄りたかった。しかしまだまだ続く丸太町通りを鑑みると……断腸の思いで断念。後ろ髪を引かれながら先を進むことに。

完全再現された江戸時代の街並を歩きたかったな~……。

気を取り直して、ここから15分ほど徒歩で丸太町通を進んでみよう。多くのメディアが報じているように、京都には厳しい景観条例が存在する。美しい街並を保存するため、商業店の建物や看板には厳しい規制がかけられているのだ。

したがって京都市のツタヤはこのような外観になる。

BOOK・OFFもこんな感じだ。

すき屋の看板が渋い。

京都市独特の街並をわき目に進んでいると、JR嵯峨野線・花園駅前にたどりついた。

花園駅からバスで一駅の距離に、次の観光スポットがある。妙心寺だ。

全国に3400の寺院を持つ日本最大の禅寺・妙心寺。境内やその周囲に46の塔頭を有するこの巨大な寺院は、天井の雲龍図や国宝の梵鐘など、様々な見どころがある。ただし、時期によっては一般公開していない塔頭もあるので、訪れる際は確認が必須だ。

天井の雲龍図や国宝の梵鐘は「写真撮影をご遠慮願います」とのこと。そのため読者には境内にある看板の雲龍図で我慢して頂きたい。

妙心寺の境内は、地元の人々が活用する道路が通るので、24時間開放されている。歩くだけならばいつでも散策が可能だ。

“日本最大の禅寺”にふさわしい広大な境内。

現代にあたる「多目的ホール」の役目を果たす「法堂」。

空・無相・無作という「禅の境地」を表す「山門」。

境内を散策すると非常にありがたい気持ちになる。欲望にまみれた邪心や仕事で荒みきった心が洗われるようだ。雑念にまみれている筆者は、妙心寺を歩きながら反省ばかりしていた。

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