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2018.09.27

職場を幸せな環境にする方法

 外食に出る際に「○○のカツカレーが食べたい!」と決めてかかる場合もあれば、「何か美味しそうなものを……」と初めての店やメニューも候補に入れつつ現場で決める場合もあるだろう。どちらであれ期待に適った食事であれば満足できるのだろうが、後々まで印象に残るのは目的の幅を広げたより理念的な消費行動であることが最新の研究で指摘されている。

“理念的”な買い物は幸せが長続きする?

 服を買う時にはじめからアイテムを決めて買う場合もあれば、何かカッコイイ/カワイイものを探して買う場合もある。無駄遣いや衝動買いを避けるためにははじめから買うモノを決めておいたほうがいいように思えるが、こうしたショッピングにおける態度の違いはアイテムを手にした満足度に何か影響してくるのだろうか。

 米・ミネソタ大学とテキサスA&M大学の合同研究チームが先日「Journal of Consumer Psychology」で発表した研究では、消費行動における目標設定が後の満足感にどれほどの影響を与えるのかを探っている。

 これまでの研究では、人は具体的な目標を設定してそれに到達することでより大きな満足感と幸せを味わうものだと考えられてきた。例えばマラソンやダイエットの“数値目標”である。しかし研究チームは飲食や商品の購入など目標そのものが満足感や幸福であった場合、それは当てはまらないのではないかと考えたのだ。

 ひとつの実験で研究チームは実験参加者たちに過去1ヵ月で最も重要であった買い物について話してもらった。ある人々はその買い物は生活の満足度を引き上げる買い物であったと理念的な説明をした。またある人々はその買い物が特定の用途のためのものであったと具体的に報告した。そして参加者は一連の質問に答えてその時の買い物がどの程度の満足感をもたらしたかが突き止められた。

Science Daily」より

 2週間後、参加者にeメールが送られ再び買い物についての質問への回答が要求された。さらに6週間後にも参加者はeメール経由で質問に答えた。

 こうして収集した回答データを分析すると、“理念的な買い物”をしたほうの人々のほうが“具体的な買い物”をした人々よりも、満足感が長続きしていることが浮き彫りになったのだ。生活の満足度を引き上げるという“理念的”な人々の買い物のほうが幸せが続いていたのである。

「我々の研究結果は、人々が経験から得た幸福の量を変えることができることを示唆しています。理念的な目標設定は、より長続きするポジティブで情緒的な印象を残せます」と研究チームのロヒニ・アルワリア教授は語る。

 また音楽を聴いてもらう実験も行なわれたのだが、この場合も「楽しくなりたい」や「気分を上げたい」など特定の目的を持って聴く者よりも、漠然と音楽を楽しみたいという態度で聴いた者のほうがより音楽を楽しめていることが明らかになった。そしてその楽曲により多くお金を支払うこともまた判明したのだ。

 特定の店の特定のメニューがどうしても食べたくなることもあるとは思うが、たまには初めての店やメニューなどに気分次第で挑戦してみれば有意義な外食体験になりそうだ。もちろん“マズくなければ”という条件はつくのだが……。

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