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2018.09.25

スポーツ選手の筋損傷のリスクには遺伝要因があった!?

スポーツ傷害の予防はアスリートの競技成績やキャリアにおいて極めて重要だ。現在、東京オリンピック・パラリンピックを目前に控え、アスリートにおける筋損傷の予防法の確立が急務と言われている。

順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科の熊谷仁研究員、福典之先任准教授らの研究グループは、エストロゲン受容体遺伝子の個人差の1つであるT/C遺伝子多型(SNP)が、筋スティフネス(筋硬度)を介して肉離れなどの筋損傷リスクに関連することを明らかにした。

スポーツ選手における筋損傷のリスクに関連する遺伝要因を解明

トップレベルの日本人アスリート1,311名を対象に、筋損傷の受傷歴とエストロゲン受容体遺伝子多型の関連を調査。その結果、SNPのT/C多型のCの塩基を有するアスリートでは、筋損傷の既往歴が低いことが示され、さらにCの塩基を1つ有するごとに筋損傷リスクが30%低下することを明らかになった。

次に、このメカニズムを検討するため、筋損傷の危険因子である筋スティフネスに着目した。成人男女261名を対象に、超音波剪断波エラストグラフィによって筋スティフネスを評価しT/C多型との関連を検討。その結果、筋損傷のリスクが低いCの塩基を有する対象者は、筋スティフネスが低いことが明らかになった。

これらの研究結果は、エストロゲン受容体遺伝子多型のCの塩基を有する者では、筋スティフネスが低く、その結果として筋損傷の受傷率が低いことを示唆している。

研究成果は、遺伝要因を考慮したスポーツ傷害の予防法の確立に寄与すると考えらレル。また、近年、ストレッチをすることによる筋スティフネスの低下は一過性にパフォーマンスを低下させるといった知見から、練習などにおいてストレッチをしない選手も散見されるが、本研究成果は、筋損傷の予防には日常的なストレッチが重要であることも示唆している。

関連情報/https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000072.000021495.html

構成/編集部

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