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正確でなく「あえてズラす」ことで笑いを生むLINE版大喜利人工知能の可能性

2018.09.27

「人工知能AIに仕事を奪われる」

数年前から盛んに使われ始めたこの言葉だが、本来AIは人間がより豊かに暮らすために、あらゆる負担を軽減してくれる存在だ。

AI技術の進歩は目まぐるしく、日本でも新たなサービスが次々と誕生している。農作物の管理や仕分けなど、本来人の手を要する過程を人工知能に任せる事例もあり、それにより人間は空いた時間を有効活用することができる。今後も、AIはさまざまな分野で活躍していくだろう。

しかし、AIの可能性は、そうした負担軽減の分野だけに止まらない。それを感じさせてくれる、面白い企業を取材する機会を得た。

今回取材させていただいたのは、人工知能を介した新しいコミュニケーションの場を提供しようとする「株式会社わたしは」。同社代表取締役CEO竹之内大輔氏にお話を伺った。この記事を読み終える頃には、「AI=怖い、難しい、遠い存在」というイメージが変わっているかもしれない。

境界線こそユーモアだ

株式会社わたしは 代表取締役CEO竹之内大輔氏

優れたAIとは、どのようなものを言うのだろうか。

対話AI(iPhoneのSiriやGoogleアシスタントなど)における答えは、はっきりしている。

それは、「質問に対する正確な回答が返ってくること」だ。例えば、iPhoneのSiriに「17時にアラームを設定して」と言って「〜〜さんに電話」をされては、機能を果たしていないことになる。

つまり、人間の質問・要望に対して、いかに正確な回答を返すことができるかが、優れた対話AIに求められることだ。正確さが高まることで、私たちの生活において利便性が高まるシーンも多いだろう。

しかし、「株式会社わたしは」ではその正確性を「あえてズラす」ことに重きをおいている。竹之内社長は「人間同士の会話は、むしろ『ズレているのが当たり前』。その方が自然なんです」と話す。たしかに、人と人との会話は「質問→回答」だけでは成り立っていない。自然なコミュニケーションには、多少なりともズレがある。

元々お笑い好きだという竹之内社長は、「正確な回答と的外れの回答の境界線にあるものこそユーモアだ」との仮説を立て、2015年にTwitterで大喜利AIのプロトタイプ「大喜利β」を公開。Twitterで大喜利のお題か写真を投稿すると、AIが回答をするもので、フォロワーは1万人を超えている。

「大喜利β」: https://twitter.com/ogiribeta

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