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2018.09.23

頭打ちのスマホ市場で苦戦も?Appleが新iPhoneで恐れる販売不振

前作のiPhone Xでは一時期、販売不振を心配するニュースが流れたが、実際は「iPhone Xが週次で最も販売台数の多いiPhoneとなった」とティム・クックCEOが話したように売れ行きは好調で、周囲の不安を見事に払拭したのは記憶に新しいだろう。

iPhone X

しかし、米国の調査会社のIDCがまとめたスマホ市場の調査によれば、2018年の出荷台数の見通しは前年比0.2%減の14億6200万台。初めて減少に転じた2017年に続き、2年連続で前年を割り込むなど、同市場は頭打ちの感が否めない。

スマホ市場が世界的に減速傾向であるのと裏腹に、iPhone XS/XS Maxへの期待値は依然として高く、iPhone Xと同様に、周囲が抱く高い“ハードル”が足枷になり、株価が下落するパターンもあるかもしれない。

販売台数の伸びは微増

Appleは今年4月から6月の3か月間に、iPhoneを4130万台販売したが、この数字自体は前年同期から1%の微増に過ぎない。ところが売上金額は299億600万ドルと、前年同期比20%増となった。

この要因はもちろん、価格が高いiPhone Xの売れ行きが好調であったからであり、同じ販売台数でより多くの売上高を得る戦略が機能しているといえるだろう。また、“低価格”を売りにしている中国勢とより差別化を図るという意味でも上手い戦略だ。

ただ現実問題として、飽和状態を迎えつつあるスマホ市場で販売台数を大きく増やすというのは至難の業であり、外観上の変更よりも、むしろラインナップの整理が目玉ともいわれる新iPhoneは、売り上げが伸び悩む可能性はあるだろう。

また、東南アジアやインドなど新興国のスマホ市場では、割高な価格から敬遠されAppleのシェアは5%以下にとどまっている状況を踏まえると、廉価版のIPhoneで盛り返そうという目論みも考えられる。しかし、新興国の人々にとってはそれでもiPhoneが“贅沢品”であることに変わりはなく、低価格が売りの中国勢には苦戦を強いられるだろう。

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