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2018.09.24

プレゼントは喜ぶ顔を見るために選んではいけなかった!?

 好きな人にちょっとしたプレゼント手渡したいと考えた場合、どんな品物を選ぶだろうか。祝福を演出する花束か、あるいは舌と目に訴えるスイーツか……。しかし最新の研究では、プレゼントを渡す側と受け取る側ではなかなか気づきにくい認識のギャップがあることが指摘されている。

プレゼントを渡す側と受け取る側の認識のギャップ

 プレゼント選びの最中に頭に思い浮かぶのは、渡す相手の笑顔や驚きの表情かもしれない。渡す側にとっては相手に喜んでもらえることが何よりの贈り甲斐になるだろう。しかし最近の研究では、相手の喜ぶ顔が見たくてプレゼント選びをすると、皮肉にも受け取る側を満足させない商品チョイスになってしまうというから聞き捨てならない。

 シンガポール国立大学と米・シカゴ大学の合同研究チームがこの6月に心理学系学術ジャーナル「Psychological Science」で発表した研究では、プレゼントを贈る側と貰う側になかなか分かり合えない認識のギャップがあることを報告している。

 研究チームはプレゼントの授受に関する6つの調査を行なっている。そこで見えてきたのは以下のようなことだ。

・バレンタインデーのプレゼントで男性の約40%はパートナーに対し、観葉植物ではなく花束を渡している。

・花束を貰って嬉しいのは女性の27.8%にすぎない。

・現金や読みたかった本を貰った場合、感謝の表現は控え目だがその後の満足度は高い。

・クリスマスプレゼントには実用的なツール、例えばコードレス電動ドライバーなどを貰ったほうが満足度は高い。

Daily Mail」より

 バレンタインの花束の件が象徴的な例になるのだが、男性は手渡したときのパートナーの笑顔を期待して花束を選び、実際に笑顔を見ることで満足を得ているという。もちろん花束を手渡されて悪い気はしないので女性のほうも“儀礼的”に笑顔は見せるのだろうが、その多くは本当はあまり満足していないということだ。

「良い行いであるにもかかわらず、プレゼントはしばしば間違って選ばれ、受け手は与えられたものに結局のところは満足しません。私たちの研究が示しているのは、渡す側が満足に欠けるプレゼントを選んでしまう主な理由は貰い手の明るい笑顔や喜びの表情を引き出すことに熱心になるからであり、実際には本当に価値のあるプレゼントにはそのような反応とは結びついていないということです」と研究を主導したアデル・ヤン博士は語る。

 花束やスイーツの菓子折りを渡したときの反応はそれなりに大きいものになるが実際にはそれほどの満足感を与えてはおらず、逆に現金や実用品、読みたかった本など当人にとって本当に価値のあるものを貰った時の感謝の表現は控え目になるということだ。

 もちろんお祝いや差し入れの意味で花束や菓子折りを買って渡すこともあるだろうが、喜ばれるのは一時的なものであり、よもや見返りを期待してはならないということにもなりそうだ。

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