
■連載/大森弘恵のアウトドアへGO!
2011年、変幻自在に設営できるニンジャタープで鮮烈デビューを果たしたパーゴワークス。その開発コンセプトは「実践的かつ実験的」で、現在も変わらず攻めたアウトドアギアを発表している。
そんなパーゴワークスが2018年に発表したプロダクトの中でも、とくに注目なのが超軽量焚き火台「ニンジャファイアースタンド」だ。
重量はわずか280gで世界最軽量クラス
ニンジャファイアースタンド(1万3000円+税)。重量はわずか280gで世界最軽量クラスを誇る。組み立てただけではメッシュ部分の丸みがあるためか、ややスタンドが内側になり、華奢に見える。しかし、薪を載せることで安定感が増す仕組み。
収納ケースに入れた状態はまるで巻物のよう。太さはひもの閉め方によって異なるが、長さは40cmに満たない。バックパックやバイクの後部に取り付けるパニヤケースに入れてもじゃまにならないサイズに収まっている。
広げるとこんな感じ。火床のメッシュを左側に差し込み、スタンドやゴトクは右側のフラップ付き縦長スリーブにおさめる。飛び出ているチューブは火ふき棒+予備の脚だ。予備パーツまですべて収納できるのだから助かる。
キャンプ場で手に入る35〜40cmの薪を載せたところ。火床は36×36cmで、薪が大きく飛び出すことはなく安心して焚き火ができる。