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2018.09.16

ビッグデータ分析でわかった女性が好むアダルト動画

人間とは、徒労の情熱である——。20世紀を代表するフランスの哲学者、ジャン=ポール・サルトルの言葉だ。サルトルに倣えば無駄な努力をするのは人間の本質でもあるということになるが、その中でも群を抜いて実益がなく、時には後悔すら抱いてしまう行為が“アレ”ではないだろうか。

アダルト動画“募金”サイトも登場した今、ビッグデータから見る“アノ行為”

ソノ行為が社会の役に立つ!? アダルト動画“募金”サイト

 有意義に過ごすはずだった時間が、一時の気の迷いでついつい“熱中”してしまい、貴重な時間を失うことに加えて体力まで消耗し後悔することしきりの体験を、きっと多くの人が味わっているのではないだろうか。そう、マスターベーションだ。

 しでかしてしまった以上は取り返しのつかないこの不毛な行為が、せめて人の役に立つのならば後悔も徒労感も薄めることができるのかもしれない。そこでアダルト系コンテンツを閲覧することで簡単に募金ができるという、まったく新しいアダルト動画サイト「IJustCame.org」が6月初旬から立ち上げられている。確かに、アダルト動画を閲覧して行為に及んでも、それが僅かでも人の役に立つとなれば、虚しさは多少は和らぐのかもしれない。

「IJustCame.org」はスタンフォード大学を卒業したアダム・リー氏とジェイムス・クック氏によって考案された。システム面では“募金”は1日2回に制限(つまり動画観賞は1日2回まで)されており、その日最初の動画を観賞後、15分間以上経過しないと次の動画は観賞できないようになっているという。アダルト動画サイトではあるものの、ポルノの見すぎを抑制する工夫が凝らされているのである。

 寄付された募金(1ドル程度の小額募金のようだ)は、3分割されて3つのチャリティ組織へと届けられるという。その3つの団体は、前立腺がんと精巣がんの研究を推進する組織「Movember Foundation」、同じく子宮がんの研究推進・チャリティ組織「Ovarian Cancer Research Fund」、そして性的暴行による犠牲者を支援する組織「Joyful Heart Foundation」である。

アダルト動画“募金”サイトも登場した今、ビッグデータから見る“アノ行為”
Huffington Post」より

 これまでにも、リー氏とクック氏はインターネットビジネスを立ち上げようと何度も話し合いを続けてきたという。今回の案の前には、ひとりでランチを食べたくない人のために、ランチを一緒に食べる目的だけの出会い系サイトを考えていたらしい。しかし、この“チャリティアダルトサイト”のほうが見込みがあると2人は判断し、ひとまず「IJustCame.org」に集中して今回サービス開始に漕ぎつけたということだ。

 なかなか面白いアイディアで運営を開始したアダルト“募金”サイトだが、前途洋々というわけではないようだ。チャリティ先になっている3団体にしても、アダルトサイトからの募金提供を必ずしても歓迎しているわけでないようで、「Huffington Post」の記者が問い合わせたところ今のところ「IJustCame.org」に対する立場を明確にはしていないようだ。またミシガン州の投資コンサルタント、マイケル・モントゴメリー氏もまたこのサイトの活動には疑問を呈している。つまりサイト利用者にとっては、それがコンテンツ料金なのか募金なのかはわかりにくいため、最初のうちはともかく次第に信用が揺らいでくるのではないかということだ。確かによくよく考えると“誰得”なのかわからなくなってきそうでもある。

 はたしてスタンフォード大卒の英才2人が考えたこの試みはうまくいくのだろうか。昨今はアメリカやイギリスでもアダルトサイトへの規制が強まっているという話を聞くが、このように自由な発想でITビジネスに参入できること自体は肯定的に受け止めるべきではないだろうか。

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