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睡眠不足になると不思議とジャンクフードが食べたくなる理由

2018.09.15

睡眠が不足すると孤独になる?

 高齢化社会を迎えてますます孤独が大きな問題になっているが、年齢を問わずに今の社会は孤独が“感染拡大”しているとも言われている。最新の研究ではこうした孤独の蔓延は実は睡眠不足が原因であったことが指摘されている。

「睡眠が不足するとソーシャルな交流をしたい気持ちが弱くなります。そして他者の目も睡眠不足の人を社会的に孤立している人物だと見なし、睡眠不足の社会的孤立の深刻な影響を倍加させます。孤独の持つこの悪循環は公衆衛生の危機の重要な要因となるかもしれません」とカリフォルニア大学バークレー校のマチュー・ウォーカー教授は語る。

 研究チームは18人の若者にビデオを見てもらう実験を行なった。ビデオの内容は、人物がこちらに向かって歩いてくる様子を写した映像で、プライバシーが侵害される距離まで近づいてきたと感じられた時点でストップボタンを押すようにと指示された。

Reliawire」より

 若者たちはよく眠った状態と睡眠不足の状態の2パターンでこの実験を行なったのだが、睡眠不足の状態ではぐっすり寝ている状態よりもはるかに早い段階でストップボタンを押すことが明らかになった。この時の脳の状態をfMRIでモニターしたところ、パーソナルな空間認知に関わる脳の部位(near space network)の活動が活発になり、逆に相手の気持ちを察する脳の部位(theory of mind )の活動が低下していたのだ。つまり睡眠不足だと人を避け、人のことがあまり考えられなくなっているのである。

 2番目の実験ではオンラインで1000人もの参加者によく眠った人物と睡眠不足の人物の一連の写真を見てもらい、それぞれの人物を評価してもらった。これは予想できたことではあるが、睡眠不足の人物からは魅力が失われ、そして見た側にも孤独を感じさせていることが浮き彫りになった。つまり孤独は“感染”していたのである。

「ポジティブにとらえるならば、ぐっすりと一晩眠ることができればより外向的な気分になりソーシャルな交流に対する自信も生まれてきて、周囲の注目も集められるでしょう」(マチュー・ウォーカー教授)

 人から敬遠される寝不足な人よりも、しっかり眠っている魅力的な人物でいたほうがよいのは言うまでもない。睡眠不足はすぐに取り返し、翌日に持ち越さないようにしたいものだ。

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