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2018.09.15

睡眠不足になると不思議とジャンクフードが食べたくなる理由

 しっかりとした睡眠は健康と活力の源だが、考え方にも影響を及ぼすようだ。男女平等の国ほど国民が男女共にじゅうぶんな睡眠時間を確保しているということだ。

男女平等と睡眠時間の関係

 代表的な男女平等の国がスウェーデンだが、国民の生活実態をよく見てみると男女共によく眠っていることが明らかになった。じゅうぶんな睡眠時間と男女平等の文化には何らかの関係があるのかもしれない。

 米・シンシナティ大学と豪・メルボルン大学の合同研究チームは「European Social Survey」のデータを活用してヨーロッパ23ヵ国、1万4143人のパートナーを持つ個人の睡眠実態を調査した。収集したデータを分析したところ、ノルウェーのような男女平等の度合いが高い国ほど、国民が男女共に良好な睡眠を確保していることが浮き彫りになったのだ。

 一般的に睡眠が妨げられる要因には男女で違いがあるといわれている。女性は子どもに関わることで睡眠を妨げられているのに対し、男性は仕事や経済的不安などの悩みで睡眠が阻害されるというのが典型的なパターンだ。そしてこれは社会における男女の役割が異なっていることを反映していて、そのぶん男女の間に不平等な格差があることになる。23ヵ国の中で最も男女平等の度合いが低いのはウクライナなのだが、その国民の睡眠実態ははやり男女共に最も貧しいものであったのだ。

Daily Mail」より

 したがって男女平等な社会は男性にとっても大きな恩恵が得られる。睡眠が改善されることで身体面での健康に繋がり幸福度も増すのだ。そして女性にとってももちろん心身の健康に結びつき、子育てと家事の分担によって自分のために費やす時間を捻出することができる。

 ぜひともノルウェーのように悩みもなくぐっすり眠れる社会にしたいものだが、すぐに完全な男女平等を実現するのは難しいのかもしれない。そこで研究チームは2つのステップを提案している。

 まず第一は睡眠は育児や家事などと同じようにカップル間で交渉できるものにするということだ。つまり家事と育児の相応分を男性が行なえば女性の睡眠時間も増えるのである。第二には男女平等が男性にも利益があることをよく理解することだ。男女平等であれば家計を稼ぐのは必ずしも男性だけでなくともよく、そのぶん仕事や収入のことで悩む必要もなくなるのである。誰もがしっかりした睡眠時間を確保できる社会の到来を望みたいものだ。

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