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2018.09.17

自分を高収入体質に変える3つのスキル

 将来にわたってどのくらいお金を稼ぐことができるのか? 生涯賃金を予測するには当人の学歴や能力、あるいはどんな職業に就くかが重要な指標となるが、最新のの研究ではもうひとつ見逃せないファクターがあることが報告されている。それは今駆り立てられている欲求を後に引き伸ばせる能力である。

高収入の人は欲求充足を遅らせる能力が高い

 近くを通りかかるだけで食指が動かされるファストフード店や、衝動買いがしたくなるショップやオンラインショッピングサイトなど、何かと衝動的な欲望を駆り立てるものに囲まれている現代の生活だが、こうした欲望に弱い人もいれば強い人もいる。そしてすぐに満たしたいという欲望をいったん我慢して先へ伸ばせることができる人ほど高収入であることが最新の研究で示されている。

 米・テンプル大学の研究チームは、オンラインで募った2500人以上の実験参加者に対し報酬にまつわる質問をした。例えば今すぐに5万円もらえるのと、後になって10万もらえるとではどちらがよいかという質問である。金額と待つ期間は適時変更されて質問が繰り返されそれぞれの回答データが収集された。

 遅れることでその価値が減少すると感じる度合いは、専門的には遅延割引(delay discounting)と呼ばれている。1ヵ月後に10万円もらうよりも今すぐ5万円もらいたいという人は、“1ヵ月”という時間が5万円以上の価値を割り引くものであると感じていることになる。

 一連の報酬にまつわる質問の後、それぞれの参加者は年収、学歴、年齢、性別、身長、居住地(ZIPコード)、職業、人種、民族を自己申告した。

Science Alert」より

 研究チームは機械学習アルゴリズムを用いて収集したデータを分析すると、遅延割引と年収に関係性が見られたのだ。もちろん職業と学歴が高いことが年収に最も関係しているが、遅延割引の度合いもまた年収を占う重要な要素であったのだ。具体的には報酬をより遅らせて高い金額で受け取ろうとする者ほど、高い年収を得ているのである。

「人々は職業と教育が重要であることをすでに知っていますが、欲求充足を遅らせる能力もまた非常に重要であると推測する人はほとんどいなかったでしょう。今回の研究は欲求充足を遅らせるために、特に子どもをどのように訓練することができるのかについての関心を引き起こすものになるかもしれません」と研究チームのウィリアム・ハンプトン氏は語る。

 これまでにも「マシュマロ・テスト」と呼ばれる子どもを対象とした、マシュマロへの自制心と将来の社会的成功の関連性を調査した実験があったが、再現実験が成功しなかったこともあり疑問を指摘する声も少なくなかった。しかし今回、いわば“大人のマシュマロ・テスト”として、遅延割引に基づく自制心と年収に関係があることが示唆されることになった。つまり経済的成功において自分の欲望をうまくコントロールできることが学歴や職業と同じくらい重要なのだ。

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