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2018.09.11

「IFA2018」の最新スマホから読み解く価格競争激化と進化停滞の懸念

 ドイツ・ベルリンで開催されていた、家電の総合見本市イベント「IFA 2018」。そこに出展されていたスマートフォンの数々から見えてくるのは、ここ数年来の進化によって、スマートフォンの機能・デザインが固定化しつつあることだ。

縦長・ノッチが当たり前となったディスプレイ

 中でもここ最近、大きく変化したのはディスプレイだ。2017年に発売された「Galaxy S8」のように、18:9や19:9などの縦長比率を採用しつつベゼル部分を極限まで減らし、さらに「iPhone X」のようにディスプレイ上部にノッチのあるデザインを採用することで、6インチクラスの大画面を実現しながら、片手でも操作しやすい。そうしたディスプレイを採用したスマートフォンがもはやスタンダードとなりつつあるのだ。

 実際、ミドル・ローエンドクラスのスマートフォンを開発しているWikoの「View 2 Plus」のほか、モトローラ・モビリティの「motolora one」やLGエレクトロニクスの「G7 One」などのようなAndroid One端末に至るまで、低価格モデルが積極的に縦長比率・ノッチありの狭額縁ディスプレイを採用。従来主流だった16:9比率のディスプレイを採用したスマートフォンを見ると「古い」と感じてしまうほど、トレンドのキャッチアップが進んでいるのには驚かされる。

 さらにハイエンドモデルになると、それに加えて液晶から有機ELへというディスプレイ素材自体のシフトが鮮明となってきている。中小型の有機ELディスプレイを開発する企業をグループ内に持つサムスン電子やLGエレクトロニクス製のスマートフォンだけでなく、ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia XZ3」やZTEの「AXON 9」など、今回のIFAに合わせて発表されたハイエンドモデル新機種は、いずれも有機ELディスプレイを採用していた。

 さらに液晶に強みを持つシャープも、有機ELディスプレイを採用したスマートフォン試作機を今回のIFAに合わせて展示。有機ELディスプレイが今後のスタンダードとなる日はそう遠くないといえる。

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