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2018.09.10

「スタンフォード式最高の睡眠」西野精治らが語る睡眠負債の改善法

江崎グリコは、30万部を超えるベストセラー『スタンフォード式 最高の睡眠』(サンマーク出版)の著者で、スタンフォード大学教授の西野精治先生を招聘し、「良いパフォーマンスを実現する最高の睡眠について」を開いた。

生活習慣を改善することで睡眠負債、睡眠障害を改善できる可能性がある

昨年の流行語大賞トップ10にもランキングした「睡眠負債」。日本人は世界でもっとも睡眠時間が短いという調査結果があるが、睡眠不足が慢性化するとやがて睡眠負債となって、健康や生活にまで影響を及ぼしかねない。良いパフォーマンスを実現するため、睡眠の重要性を具体的にイメージして睡眠負債を解消し、生き生きと健康的な人生につなげる機会になれば――

冒頭で今回のセミナーの趣旨が説明され西野先生が登壇、「クスリを使わない 脱・睡眠負債」というタイトルの講演を行った。

スタンフォード大学 医学部精神科 教授
睡眠生体リズム研究所 所長
西野精治先生
1955年大阪府生まれ。医学博士。睡眠と覚醒を研究。過眠症「ナルコレプシー」の原因究明を専門としている。一般社団法人良質睡眠研究機構の代表理事も務める。

西野先生は、まず睡眠学は非常に歴史が浅いものであり、レム睡眠を発見したデメント博士がスタンフォード大学にリクルートされ、1963年に睡眠研究所が設立されたことが研究に大きな役割を果たしてきたこと、睡眠のミッションには「記憶の定着(嫌な記憶も消す)」「成長ホルモンが分泌する(新陳代謝)」「ホルモンバランスを調節する」「免疫力を上げる」「脳の老廃物を効果的に除去する」など多岐にわたっていることを説明。そして睡眠は時間もだが「質」も大事にすべきであり、最初の約90分続く深いノンレム睡眠を特に要視していると述べた。

1990年代、アメリカの国会から睡眠についての調査依頼があり、報告書を提出した際の睡眠障害による経済的損失は約16兆円だったという。これによって睡眠障害への理解が深まったそうだ。報告書では1986年のスペースシャトル「チャレンジャー」の事故では短時間の睡眠が続いており、打ち上げの判断を間違ったのではないか、人為的な事故ではないかとあるという。また1989年アラスカで起きたエクソン・ヴァルディーズ号原油流出事故、そして1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故なども睡眠不足が原因である可能性があることも指摘した。

睡眠不足が続いて、溜まりに溜まった借金で首が回らなくなった状態のような睡眠負債が膨れ上がると、心も体も破裂してしまうと言う西野先生。睡眠負債は成人では生活習慣病(高血圧、肥満、糖尿病)、免疫不全、ガン、認知症、うつ病、アルコール・薬物依存など、子どもではADHD様症状(不注意、多動性、衝動性)、生活習慣病、不登校などの原因となり、仕事や学業、運動能力の低下を招きかねないものなのだ。(詳細はこちら

また眠る前には手足の毛細血管から体温が放散し、深部体温が下がって、体の表面の体温は上がるため、良い眠りのためには「風呂」の効能を活かすことが重要となるというのが西野先生からの提案だ。入浴=体温が上がると思われるが、体温は一度上がると下がる性質があり、また上がった体温は約90分かかって下がるため、このタイミングで寝ると質の良い睡眠を取ることができるのだそうだ。(詳細はこちら

そして重症ではない患者以外は、処方薬を必要としていない。「睡眠時間が足りていない」と感じている多くの人は、生活習慣を改善することで睡眠負債、睡眠障害を改善できる可能性があるため、睡眠の質を上げることが重要であると結んだ。

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