人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2018.09.12

なぜ今年、解熱鎮痛剤は売れたのに殺虫剤は売れなかったのか?

薬局・薬店・ドラッグストアなどで販売されている一般用医薬品、またの名をOTC医薬品。様々な理由・目的から、私たちの日常に欠かすことのできないものだが、では、その中でも特に売れ行き好調なOTC医薬品は何になるのだろうか?
その前に、まずは、OTC関連薬市場全体の販売金額を見てみよう。

OTC関連薬市場全体では前年同月実績にわずかに届かなかったものの、堅調に推移

7月のOTC関連薬市場の販売金額は、前年同月比99.8%の959億円だった。前年割れの要因としては、消費活動が活発になる土曜日が前年同月に比べ1日少なかったことなどが挙げられるが、全体としては概ね堅調だったと言える。

高価格帯製品の後押しで好調だった解熱鎮痛剤、不調が続く燻煙殺虫剤

解熱鎮痛剤の売上は、前年同月差プラス2.4億円と非常に好調。中でも「従来品に比べて即効性があり、効果が高いもの」や「処方を強化したもの」といった高価格帯製品が売れていて、ここ数年の解熱鎮痛剤全体の売上増に貢献している。そのほかの好調要因としては、訪日観光客による需要も大きい。

一方、燻煙殺虫剤は、前年同月差マイナス2.2億円となっており、過去数ヶ月不調が続いている。

記録的な猛暑で蚊も飛ばず!? 不調だった殺虫剤

7月の殺虫剤の売上は189億円、前年同月比85.1%という低調な結果となった。このうち虫よけ対策商品の売上は40億円で、前年同月比83.3%。

7月の天候が、埼玉県熊谷市で41.1℃を記録し国内最高気温を更新するなど、記録ずくめの猛暑となったのは記憶に新しい。蚊は気温が高すぎると活動しにくくなると言われており、殺虫剤が売れなかった要因の1つであると考えられる。

◆SDI(全国一般用医薬品パネル調査)◆1960年調査開始 ※2018年4月度から調査設計を変更
対象業態:OTC医薬品を販売しているドラッグストア、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター・ディスカウントストア
エリア:全国
調査店舗数:3,245店舗
データ収集方法:POSデータのオンライン収集
対象カテゴリー:医薬品、医薬部外品
(対象カテゴリーのバーコードが付与されている商品のみ)
調査項目:各店舗におけるバーコード別の販売年月日、販売個数、販売金額など

出典元:株式会社アンテリオ

構成/こじへい

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2018年11月16日(金) 発売

DIME最新号の特別付録は「ゴルゴ13」のオリジナル万年筆!大特集は「2018年ベストヒットランキング」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ