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2018.09.14

「ノー残業デー」は期待できない!?転職先企業の残業事情の見極め方

転職するときに、ぜひチェックしたいのが、残業規制が厳しくなった中、その企業がどのような取り組みを行っているかということ。そこで、具体的にどのような取り組みであれば安心なのか、転職先企業を見極めるポイントを残業削減・生産性向上コンサルタントの下山純生氏に聞いた。

転職先企業を見極めるポイント

転職する際に、転職者は転職先の残業が候補企業をチェックするときの見るべきポイントを下山氏は次のように話す。

●直接訪問もしくは面接、電話で聞いてみる

「残業の実態を外部から知るには、営業日の“夜”に直接、その会社を訪問してみることです。夜遅くでも多くの窓に明かりが灯っていたり、駐車場に多くの車が残っていたりすれば、それだけ多くの人が残業をしているということ。もちろん、面接や電話にて直接『残業はどの程度されていますか?』と尋ねることも良いです。求人担当者は、残業が多い場合は言葉を濁し、残業が少ない場合はハッキリと『少ないです』と答えるでしょう」

●インターネットで調べる

「ネットで調べる場合は、まず『〇〇(会社名)』で検索してみます。それなりの規模の会社であれば、現社員・元社員が口コミの評判を掲示板やSNSに書き込んでいます。私が以前勤めていた会社が某巨大掲示板に口コミされていましたが、内容はほとんど事実でした」

●労働基準監督署の指導状況を確認

「会社名で検索した際に、その会社が労働基準監督署から業務改善指導を受けていないかもチェックします。労働基準監督署からチェックが入りやすいのは、業務が『許可・認可を必要とされるもの』になります。指導が実施された企業リストは厚生労働省より公表されています。

転職サイトから会社を検索する場合、必ずその会社のホームページがリンクされていますので、当該ホームページでは主要取引先をチェックします。主要取引先にブラック企業が載っている場合は、無茶な発注を仕掛けてくるので注意しなければなりません」

残業削減に取り組む優良企業例

では具体的にどのような会社が残業削減に取り組む優良企業なのだろうか?下山氏は具体的な企業事例として次のものを挙げる。

●株式会社ロイヤルオートサービス(長野県/中古自動車販売・鈑金修理業)

社員に時間軸の付いた日報を義務付けている。出勤時、または前日にその日の作業予定を、タスクごとに時間を切って記入。作業終了時に『予定』の隣に作業『実績』を記入。そして日報の下枠に一日のフィードバックを一言コメント。その日報を店長・工場長・または取締役がチェックし、1タスクあたりの所要時間・1日の総労働時間に問題があれば本人に確認し、作業効率を上げる方法や本人が困っている技術的・作業環境的な問題を先輩・上司・ひいては社長を交えて解決のための相談を話し合っている。

この事例について下山氏は次のように解説する。

「つまり、作業状況を日報にアウトプットし他の社員に公開することで、『P(予定)→D(実績)→C(上司のチェック)→A(改善への実行)サイクル』を日々回していくことで、

1.各社員の作業状況の見える化&会社の情報共有
2.会社全体で非効率な問題点を解決→業務ノウハウの蓄積&シェアリング

がなされ、時間当たりの労働密度が濃くなり、結果として一日当たりの総労働時間が短縮され、残業時間も比例して減少することになりました。数字で言うとピーク時の年間残業時間の36%減少です。このように全社的に取り組んでいること、上役からのフィートバックがあることが優良な残業規制の取り組みの大きなポイントと考えられます」

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