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2018.09.07

森保新監督も自然災害には勝てず…初陣が中止になった日本代表と札幌の今

このたびの台風、地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに一日も早い復興をお祈り申し上げます。(編集部)

 2018年ロシアワールドカップの激闘から2カ月。4年後の2022年カタールワールドカップに向け、本格始動したばかりの森保一監督率いる新生日本代表がいきなりのアクシデントに直面した。6日午前3時過ぎに発生した北海道胆振地中東部を震源とする大規模地震影響で、初陣となるはずだった7日のチリ戦(札幌)の中止を余儀なくされたのだ。7日は練習に切り替え、8日に予定通り11日の次戦・コスタリカ戦の地・大阪へ移動する方向だが、7日朝現在では全てが確定しているわけではない。彼らのフライトが飛ぶかどうかも分からないのだ。

 加えて、大阪で9日にトレーニングを行うはずだった施設が台風21号の影響でクローズ。練習場所を変更せざるを得なくなった。さらに、試合後、関西空港から欧州に向けて出発する選手たちのフライト変更が必要になっていて、旅行代理店関係者も対応に追われているという。

札幌の今

 それでも森保監督はできることをやろうとしている様子だ。6日は札幌ドームの練習が中止になり、宿泊ホテルの周りを散歩して、軽く体を動かすにとどまったが、選手たちに前向きな声掛けをしたようだ。実際、彼らのホテルは6日午前中に電気が復旧し、通常通りの生活ができている。試合がなくなった失望感やメンタル面の影響は大きいかもしれないが、一般人に比べるとかなり恵まれた環境にいるのは確かだ。

 代表を追うため3日から現地入りしている取材陣はほとんどが停電・断水の影響を受けた。筆者も札幌市白石区のホテルで大きな揺れを経験した1人だ。2011年3月11日の東日本大震災を彷彿させるような大揺れに驚いたが、深夜ということもあり、避難もせずに朝まで寝てしまった。夜明けの6時半頃、ようやく目が覚めて電気をつけようとしたら、スイッチを押しても何の反応もない。トイレは流れたので断水ではないと早合点し、ホテルの目の前にあるイオンに買い出しに行った。

 8時営業開始のお店の前は7時過ぎから長蛇の列。「停電の影響で店内で営業ができないため、外で売れるものだけ販売する」との方針で、水やパン、カップラーメン、トイレットペーパーなどが最低限の物資が並んでいた。それを買えたのが9時頃。やっとの思いでホテルの7階まで階段で戻ると、今度は完全断水している。携帯も早朝は通話・データ通信ともに問題なかったのだが、10時前には電波も立たなくなってきた。連絡手段を断たれるのは致命的。避難所に行けばまだ状況把握ができるかもしれないと考え、ホテルから徒歩5分の札幌コンベンションセンターへ移動した。

 そこで白石区役所の担当に「充電やネット通信ができる環境はないか」と尋ねたが、彼らも「分かりません」の一辺倒。交通インフラの情報も全く入ってこない。ただ、辛うじてデータ通信ができる状態に戻ったので、関係各所に連絡を入れた。日本代表メディアオフィサーにも電話がつながり「選手たちの滞在ホテルは電気が復旧し、各自部屋で休養しています。今日の練習実施は午後判断します」との説明を受けた。試合開催も夕方には発表されると分かったため、次はいかにして北海道から脱出するかを考えることにした。

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