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2018.09.07

女性の活躍と昇進を妨げる「ガラスの天井」は破れるのか?

 日々SNSに投稿されている女性のセクシーな自撮り写真には思わず目を奪われるが、こうした写真を自発的に投稿する女性というのは目立ちたがり屋かナルシストなのか。それとも“ファン”のためのサービスとして行なっているのだろうか。最新の研究では女性のセクシーな自撮り写真の背景には男女の経済格差があることを指摘している。

男女間経済格差が女性たちをセクシーにする

 セクシーな格好をしている女性が多い地域はそれだけ女性の性を“モノ化”し女性差別が強いという印象を受けるかもしれない。しかし最近の研究ではセクシーな自撮り写真は女性の性がモノ化されているというよりも、男女の経済格差を乗り越えようとする女性の自発的な努力であること指摘している。

 豪・ニューサウスウェールズ大学の研究チームはツイッターとインスタグラムに投稿されている6万8000点ものアメリカ人女性のセクシーな自撮り写真の撮影場所(位置情報)に着目し、全米の5567の都市と1622のカウンティ(郡)の男女の経済格差の程度を示すデータを収集した。

 セクシーな自撮り写真の位置情報と各地域の男女間経済格差を照らし合わせてみると、女性のセクシーな自撮り写真は男女間経済格差が大きい地域でより多く撮影されていることが判明したのだ。

Science Alert」より

 当初の想定では、女性差別が根強く残る地域でこうした自撮り写真が多く撮影されているのだと考えられたが事実はそうではなかった。女性差別ではなく、男女間経済格差が女性たちをセクシーにしていたのである。

 また男女間経済格差が大きい地域ほど、女性向けの美容院やアパレル店などの女性の外観に関わる産業が盛んであることもまた明らかになった。これは恋愛市場における女性同士の競争が激しいことを示唆するものでもある。

 今日の社会では“美”は一定の価値を持っているので、女性たちは男女間の経済格差を乗り越えるために“美”を最大限に利用している。その結果、女性のセクシーな自撮り写真も多く投稿されることになるのだ。

 世界113ヵ国の女性の自撮り写真と男女間経済格差を照合した研究でも同じ結論に達したということだ。

「若い女性にセクシーな自撮り写真の投稿をやめさせることは、時間の経過と共にその価値が低下することを知っているにもかかわらず、若さに授けられれた“資本金”をあきらめさせるようなものです」と研究チームのハンディス・ブレイク氏は語る。

 世の淑女にとっては周知の事実なのだろうが、女性にとって“美”は能力や学歴や人脈に勝るとも劣らない重要なスペックであることがあらためて確認される研究結果になった。

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