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2018.09.07

カプセルコーヒーのネスプレッソから5か国の地域特性と職人技を融合させた「マスターオリジン」が登場

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

シングルオリジンにコーヒー職人の技を融合させた新しいシリーズ

 1986年に誕生したネスプレッソは、コーヒーの品質を守るアルミカプセルを専用マシンで抽出するコーヒーブランド。高品質コーヒーを安定的かつ長期間保存でするのが大前提となるネスプレッソでは、2003年よりNGOレインフォレスト・アライアンスと協働し「ネスプレッソAAA持続可能品質プログラム」をスタートさせた。フェアトレード認証も受けているこのプログラムは、より品質が良く、高い生産性で栽培できる技術支援やトレーニングを生産者に対して行っている。

 現状の「シングルオリジン」(4種)が在庫をもって販売終了となり、代わって新定番となるのが9月4日より販売開始する、5か国の地域特性と各地の職人技を融合させた「マスターオリジン」(全5種)。ネスプレッソはこちらを加えて計25種類のコーヒーレンジとなる。

「現在スペシャリティーコーヒー業界において、シングルオリジン(単一原産国)を語るには、原産国だけではなくどのような収穫方法、精製方法が取られているかというプロセスにトレンドがシフトしている。手づくりを好む傾向が強くなっている背景もあり、サスティナビリティの関与も消費者が購入決定する際の大事な要素になっている。

 従来の『シングルオリジン』はテロワール(原産国)について語っていたが、『マスターオリジン』では生産者がどのような特別な収穫方法、特別な精製方法(コーヒーチェリーからコーヒー豆に至るまでの段階)を用いているか、それにより味とアロマを極めたコーヒーとは何かを追求した結果、『シングルオリジン』以上にストーリーを語れるコーヒーとして『マスターオリジン』に至った」(マーケティングチーム コーヒーアンバサダー 上野里佳氏)

 コーヒーの実が赤くなるまで早くて9カ月、種類によっては11カ月かかる。完熟したものネスプレッソの生産者は手で摘んでいく。完熟したコーヒーチェリーは遅くても24時間以内に精製作業を行わないと腐ってしまうため、果肉除去機にチェリーごと入れて種を取り出す作業を行う。

 生産国で乾燥させた状態でスイスの製造センターに運ばれ、届いたコーヒー豆の品質をチェックして、味、アロマ、形、大きさ、重さ、豆の密度を行い合格したものだけがブレンド、焙煎、粉砕の工程に進む。「マスターオリジン」は「スプリット・ロースティング」と呼ばれる、豆を種別に分け単独で焙煎した後にブレンドする高度な技を用いている。焙煎後、粉砕したコーヒーを酸素に触れない状態でアルミカプセルに密封。粉砕したコーヒーは2日程度で味やアロマが30%失われると言われており、ネスプレッソはアルミカプセルに入れることで飲む瞬間に香りと味が解き放たれるよう鮮度を保った状態を維持している。アルミに入れた状態で最終的に味わいチェックができるトレーニングを受けたスタッフが味とアロマの確認を行い、合格したものがパッケージ化される。

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