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「IoT検定」の気になる試験内容と仕事への活かし方

2018.09.04

IoT検定はどんな仕事の役に立つ?

ところで、IoTプロフェッショナル・コーディネータになると、どのような仕事の現場で役立つのか。近森氏は次の3つを挙げる。

●IoTビジネスへのコーディネーション能力が認められる

「IoTの定義は、非常に広い領域を指しています。先に述べた8つのカテゴリーに分かれ、それぞれが非常に専門性のある領域で、さらに業界別の理解も必要となります。その広い領域のIoTスキルを定義するIoT検定で実力が証明されていれば、IoTをビジネスに活かすためのコーディネーション能力があると認められます」

●IoTビジネスの基礎知識やスキルのベースとなる

「IoTのプロであれば、日々、変わっていく利用環境や用例をウォッチする能力を持つ必要があります。そのための各種の基礎知識やスキルを身につけ、IoTビジネスにおいての理論武装も重要となります。その点、IoT検定はベースになります。

例えば、一般のユーザーがIoTの法律や条例について気にすることはそれほどありませんが、広域無線LANを利用するには電波法を知る必要があります。またドローンを日本国内で利用する場合には、航空法を始めとするさまざまな法律を遵守しなければなりませんが、法令など、新規に定められたり、都道府県によって条例が違ったりと気にしなければいけないことがたくさんあります。そうしたIoTのプロに必要な専門知識のベースが培われます」

●現場の業務改善に際してIoT技術を活かせる

「IoTはいままでできなかったこと、見えなかったことをデータ取得によって可視化し、分析した結果、さらに効率的に業務をこなしたり、省力化したりすることが可能になります。その業務改善・効率化の担い手としてIoTプロフェッショナル・コーディネータが活躍できると思っています。例えばIoTを始めるに際して、大別して、自社の現場を改善する、プロセス・イノベーションを行うのか、新たな事業を産み出すプロダクト・イノベーションをするのかで、考え方も取り組み方も違います。そのどちらを選択するか見極める役割も持てます。

一般的なのは、まずは自社が持っている固有の技術や優位性のあるサービス(コアビジネス)を第一段階として、現場の改善に取り組み、品質改善、生産性向上、自動化、業務効率化などにIoT技術を活かすといったことになるでしょう」

活躍の場は今後つながりで広めていく

また地方ではまだまだ認知度の低いIoT。IoTプロフェッショナル・コーディネータの活躍の機会を創り出すためには、全国のつながりを広げることがポイントになるという。

「IoTプロフェッショナル・コーディネータの活躍の機会を創出するには、IoT検定を通じてIoTプロフェッショナル・コーディネータ認定者が全国各地でつながっていくことが大切と思っています。東京や大阪など大都市圏ではIoTについて理解のある人は多くいますが、地方地域にはIoTに詳しい人は、まだあまりおりません。またIoT合格で顕在化させ、個人間をIoTプロフェッショナル・コミュニティという活動でつなげていくことが、地域を支える、全国各地の『草の根IoT』として役立つものになると考えています」

【参考】
IoT検定 http://www.iotcert.org/

取材・文/石原亜香利

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