YouTubeの対抗といわれているFacebookの動画配信サービス「Watch」が日本を含む世界中での展開をスタートした。
Watchは1年前にアメリカで展開開始。現在、アメリカでは毎月5000万以上の人が少なくとも1分間、Watchで動画を視聴しているという。また、2018年の始めに比べてWatchでの動画の合計視聴時間は14倍にまで増加している。
Watchは、Facebook上でお気に入りの番組を探すのはもちろん、動画クリエイターを探したり、友達やファン同士、クリエイター本人たちと、会話を楽しむこともできる。
また、ニュースフィードで見つけた動画がすぐに観られない場合でも、Watchに保存しておけば後から観ることも可能だ。今後は動画ウォッチパーティやプレミア公開、トリビアクイズ番組のような視聴者参加型動画など、Watchフィードから新しい動画体験ができるようなコンテンツをさらに充実させるという。
Facebookは、 収益化のためのプログラムを拡大し、より多くのパートナーが動画から収益を獲得できるようにするとしており、また、クリエイタースタジオのページに、新たなインサイト、ツール、ベストプラクティスを提供するという。
Watchへのアクセスは、iOS、Androidの場合、ショートカットバーにあるWatchのアイコンか、「もっと見る」ブックマークから可能。また、Apple TV、Samsung Smart TV、Amazon Fire TV、Android TV、Xbox One、Oculus TVからもWatchにアクセスすることができる。
Watch主な機能
新たな動画を発見:エンターテイメント、スポーツ、ニュースなど、パーソナライズされたWatchフィードから最新の動画を探すことができる。
お気に入りのクリエイターやパブリッシャーをフォロー:Watchフィードの一番上に、フォローしているFacebookページに最近投稿された動画を集めた「ウォッチリスト」が表示される。ウォッチリストは、Watch内で新たなFacebookページのフォローを開始したり、フォローリストからページを削除したりすることでカスタマイズすることが可能。
動画を保存:ニュースフィードで見つけた動画をすぐに観られない場合でも、Watchに保存しておけば後から観ることができる。
動画に参加:今後、動画ウォッチパーティ、プレミア公開、またトリビアクイズ番組のような視聴者参加型動画など、自身のWatchフィードから新しい動画体験ができるようになる。決定的瞬間をまさにその場で語り合えるようなライブ動画を簡単に見つけることも。Watchの世界展開は、世界中のクリエイターやパブリッシャーにも新しい機会をもたらす。
構成/編集部