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2018.09.04

認知症にもつながる!?ホントは怖い「脳疲労」の原因と対策

「脳疲労」があるかと聞かれると、多くの人はYESかNOかを答えられないだろう。それもそのはず、脳疲労は自覚がないものだそうだ。しかし、放っておくと仕事への悪影響や認知症などにつながる恐れもあるという。そこで今回は、脳疲労に詳しい早稲田大学の矢澤一良教授に脳疲労の原因と対策を聞いた。

まずは自分の脳疲労度をチェックしてみよう

まずはこのチェックリストに当てはまるかどうか確認してみてほしい。もし当てはまれば「脳疲労」状態に陥っている可能性もある。

●脳疲労度チェックリスト

1.食事が美味しくないと感じることが多くある
2.夜中に目が覚めやすい
3.便秘がちである
4.集中力が続かない
5.判断力が最近低下したと感じる
6.物忘れが多い
7.考えがまとまりにくい
8.身体を使わないのに疲れを感じる
9.無気力になることがある
10.いつもイライラしている
11.気持ちが沈んで暗い気分になる
12.何もないのに不安に感じることが多い

このチェックリストにあてはまった数によって、脳疲労レベルがわかる。

1~3個:脳疲労レベル低
4個以上7個以下:脳疲労レベル中
8個以上の人:脳疲労レベル高

脳疲労とは何か

このチェックリストを作ったのは早稲田大学の矢澤一良教授。脳疲労とは一体どういう状態なのだろうか。

「脳疲労とは、脳の神経細胞にアミロイドβタンパクやタウタンパクといった物質が溜まることによって、細胞傷害性が高まると同時に炎症が起きているような状態のことを指します。脳細胞は身体と比べて炎症を起こしやすく、自覚症状がありません。また、脳細胞は35歳をピークに毎日10万個ずつ死滅するといわれており、脳細胞は修復不可能であるため、減らさないことが重要となります。脳疲労は、将来、認知症のリスクを高めることにもつながります」(矢澤教授)

脳疲労の原因

では、脳疲労は何によって引き起こされやすくなるのだろうか。矢澤教授は次のことを挙げる。

●睡眠負債

毎日の睡眠不足が借金のように積み重なり、健康に悪影響を及ぼす恐れのある状態のことを睡眠負債と呼ぶ。昨今流行している単語でもある。集中力が低下し、仕事にも悪影響が及ぶほか、生活習慣病リスクも高まるといわれる。このような睡眠負債は、矢澤教授によると脳疲労の原因にもなるという。先ほど、脳疲労はアミロイドβタンパクなどがたまることが原因と述べられたが、「睡眠によってアミロイドβを排出できないと脳疲労の要因となる」そうだ。また矢澤教授は「6~7.5時間の睡眠時間を確保することが理想」と話す。「最低でも4.5時間の睡眠時間が確保できな いと睡眠負債を引き起こし、脳疲労になる」そうだ。

●女性ホルモン量の急激な減少

「女性は閉経を境に女性ホルモンの量が急激に減少することで脳疲労が引き起こされやすくなります。アミロイドβの蓄積を防ぐ働きをする女性ホルモンが減少すると、アミロイドβが急増し脳疲労の要因となります」(矢澤教授)

●孤独

「孤独も脳疲労を引き起こす要因といわれています。孤独状態で起こるストレスや人間関係において起こるストレスは、活性酸素を過剰に発生させ、アミロイドβやタウタンパクなど脳のゴミが溜まりやすくなります」(矢澤教授)

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