苦手な部下への対処法
1.仕事以外の雑談をする
「当たり障りのない会話を増やしながら信頼関係を築いていきましょう。一緒にランチに行くとか、出先での移動中などはいい機会です。そんな会話を通して相互理解を深まります。部下のいいところも発見できるのでは」
2.自分が若かったころ上司にどう接して欲しかったか
「良かった点とこうして欲しかった点を振り返って、自分の部下にしてあげましょう。ひどい扱いを受けたことをそのまま自分の部下にするのはNGです」
3.いいところ、直して欲しいところを伝える
「部下は自分のことを分かっているわけではありません。上司から見て、部下のいいところを認める言葉やほめ言葉で伝えてあげましょう。また直して欲しいところもしっかり伝えましょう。信頼関係が深まります」
これらの対策は、苦手な上司や部下がいる場合、大いにヒントになりそうだ。ぜひ実践できるところからはじめてみよう。
【取材協力】
宇野紳一氏
群馬県在住、職場の人間関係解決コーチ、社会保険労務士、群馬県働き方改革アドバイザー、研修講師(人材育成・コミュニケーション・人事労務管理)
主な著書『職場の人間関係解決コーチング』『部下指導コーチング』(Amazonkindle)
ブログ:https://ameblo.jp/hrs-sharoushi-coach/
取材・文/石原亜香利