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みやぞんに続け!ビジネスパーソンが最短でトライアスロンデビューする方法

2018.08.30

トライアスロン初心者が失敗しがちなこと

続いて、練習を始めたトライアスリートが陥りがちなことやよくやる失敗について八田さんに3つ挙げてもらった。

1.練習のし過ぎ

「トライアスリートはまじめな努力家が多いので、頑張り過ぎてしまうんですね。例えばマラソンから入ってきた方は、従来のマラソン練習を続けながら、さらにスイムとバイクを同じくらい足そうとしがちです。でもそれでは疲労のために逆に伸びません」

2.練習中の事故

「特に自転車の交通安全は重要で、ベテランの事故も多く見聞きします。ただ逆に言えば、初心者から安全走行を徹底しておけばよいのです。実際に、年中自転車に乗って教えている自転車コーチは、レース中の巻き込まれなどを除き、まったくといっていいほど事故を起こさないものです」

3.失敗を失敗だと思ってしまう

「小さな失敗は起きて当然なのがトライアスロンです。事故などダメージが残るものを除きますが、失敗を楽しんでください。そして成功の素とし、改善点を見つけて取り組みましょう」

トライアスロン初心者が最低限、知っておくべきルール

トライアスロンを始めるに当たり、知っておくべきルールなどはあるのだろうか?

「トライアスロンは練習でもレースでも、どうしても熱中しがちなので、周りが見えなくなる、周りからどう見られているのか忘れてしまう、といった傾向はあるでしょう。特にバイクでは重大です」

●バイクの注意点・ルール

1.交通事故を起こさないこと
「当たり前ですが、本当に交通事故は多いです。防ぐにはまずバイク操作やリスク要因の知識が必要なので、正しいコーチや練習相手を見つけると良いです」

2.交通マナーを守ること
「自分が練習に没頭している中であっても、周りは普通に仕事や生活をしています。歩行者に危険だと感じさせず、自動車に不快さを感じさせないことは、意識し続けましょう」

3.競技中の「ドラフティング禁止」ルール
「これは競技成績にも直結する重要なルールです。前の自転車にぴたりとくっついて走ると空気抵抗が激減し、とても楽に走れます。トライアスロンではこのドラフティングは禁止になっています。守っていない人もいるので、初心者の方はみんなやってるからとマネしてしまうかもしれません。しかしそれは、まず自分自身が恥ずかしいことです。逆に審判がいなくてもきちんと守る姿勢が、周囲の敬意を受けるのです」

八田さんによると、トライアスロンとは社会学的にみると、自分自身がヒーロー・ヒロインである物語のようなものだという。困難なチャレンジが次々と押し寄せ、うちのめされながら、最後にゴールという勝利を確実に手にする。そんな少年漫画のようなシチュエーションは現実社会には存在しないもの。それはどんな華やかにみえる成功者であっても同じであるようだ。しかし、日々のちょっとした努力を積み上げることで、成長し続けるヒーロー・ヒロインへと、ゴールの一瞬だけでも変身できる。それは現代マーケティングの重要要素である「自分だけの体験」でもある。そんな時代の流れに乗っているからこそ、人気の競技・スポーツとなっているという。

最低条件は意外と簡単に突破できるレベル。まずは道具をそろえ、初心者向けのどこかに足を踏み入れてみて、あとは自分自身をマネジメントし続けることによって十分レース出場は実現可能だ。

【取材協力】
八田 益之(はった・ますゆき)さん
年間ランキング4連覇した東大卒市民トライアスリート。著書『覚醒せよ、我が身体。トライアスリートのエスノグラフィー』は中央公論・東京新聞など書評掲載、二刷発売中。株式会社メイクス ウェルビーイングラボ プロデューサー
Facebook:https://www.facebook.com/Masuyuki.HATTA

取材・文/石原亜香利

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