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2018.09.02

古民家や伝統ある社屋のリノベーションで生まれ変わった函館レトロホテル3選

 地方では空き家・空きビル問題が顕在化して久しいが、これを逆手にとり宿泊施設へとリノベーションすることで、地域活性化と観光客誘致へとつなげる試みが各地でなされている。

 新幹線の開通ではずみがつき、年520万人以上の観光入込客数を誇る函館市もその一つ。北海道有数の観光地として人気を呼ぶ一方、人口減少がやまず過疎地域指定を受け、テナントの入らない建物が目立つ。そこで、古民家や由緒ある旧社屋を改装(リノベーション)し、小規模な宿泊施設として再生したものが何軒か出ている。いくつかは「伝統的建造物」指定の建物で、レトロな佇まいを好む観光客にもてはやされている。

 今回は、リノベーションによってごく最近開業したホテル(ホステル)の中でも、特筆に値する3軒を紹介したい。

大三坂ビルヂング ー SMALL TOWN HOSTEL

「大三坂ビルヂング」とは、旧仁壽生命函館支店の社屋と、それに付属する土蔵・民家として大正時代に建てられた建物の通称。旧社屋にはレストランとシェアオフィスが、土蔵であった建物にはキャンドルショップが入る。

 SMALL TOWN HOSTELは、その裏手に位置する旧民家をリノベーションして生まれた宿。フロントの横にはペチカの置かれたシェアスペースがあり、眺望を楽しめるデッキも設けられている。ゲストルームについては、個室が2部屋(ツイン、ダブル)、ドミトリーが2部屋(うち1部屋は畳敷き)あり、宿貸切プランも承っている(~13名)。

シェアスペース

洋室ツインの「HORAI」

 施設内部は、道産ホタテ貝入りの漆喰壁に道南杉の床材が使われ、所々に品のあるドライフラワーが飾られている。扉や棚などの建具・家具は近隣の古い建物から引き継いだもので構成され、全体的にぬくもりが感じられるつくり。

 開業前には、運営会社の箱バル不動産が、クラウドファンディングサイトのReady forで改修工事費の支援を募ったところ、234人から約400万円を超えるサポートを得たことから、こうした規模・形態の宿への需要の高さがうかがえる。

 開業から半年を過ぎて、箱バル不動産の蒲生代表は、「この宿に宿泊する旅人の満足度と、地域に暮らす住民の誇りがともに深まっていってほしいです」と展望を寄せる。

公式サイト:http://smalltownhostel.hakobar.com/roomsandfacilities.html

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