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2018.08.24

高校野球部の休日練習時間は他の運動部の約2倍

大盛り上がりのうちに幕を閉じた今年の甲子園。秋田代表・金足農業の大躍進に心奪われた人は多かったことだろう。しかし、感動と熱狂の裏で常に論じられ続けているのが、高校球児たちの「オーバーワーク問題」だ。特に金足農のエース・吉田輝星投手の連投には、大会主催者・指導者側へ苦言を呈する人も多い。

そんな過酷な勝負の世界に生きる球児たちの練習時間は、いったい、どれくらいなのだろうか?

高校野球部の休日の練習時間は7.7時間。他の運動部の約2倍だった

中学校期と高校期の活動日数・活動時間を分析すると、前述のスポーツ庁が示した「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」にある、休養日は週2日・活動時間は平日2時間程度・休日は3時間程度という範囲を大きく超えていることがわかった。

野球部に着目すると、中学生の週当たりの平均活動日数は6.10日(他の運動部5.63日)、平日の1日あたりの平均活動時間は2.43時間(2.22時間)、休日は5.71時間(3.65時間)であり、高校生の平均活動日数は6.57日(5.73日)、平日の平均活動時間は3.43時間(2.58時間)、休日は7.70時間(3.74時間)と、野球部の活動日数・活動時間は平均よりも明らかに長い。

特に高校期の休日の活動時間は、他の運動部と比較し、7.70時間(他の運動部3.74時間)と約2倍の長さとなっている。

野球部員は練習時間の長さに不満を感じていない?

野球部員の部活動に対する悩みや不満を見ると、「遊んだり勉強する時間がない」ことに不満を感じている部員は中学生28.6%・高校生43.5%、「休日が少なすぎる」ことに不満を感じている部員は中学生38.1%・高校生52.2%で、不満を持つ部員は一定数いることが確認できた。

注目すべきは、「練習時間が長すぎる」ことに不満を感じている野球部員は、中学生14.3%・高校生21.7%と低いことだ。練習時間は他の運動部よりも明らかに長いにもかかわらず、野球部員はあまり不満を感じていない様子が読み取れる。

ここで、野球部と野球以外の運動部における、練習時間の長さに対する不満の有無と実際の活動時間を比較する。野球部で練習時間の長さに不満がある者の平均活動時間(休日)は8.36時間で、野球以外の運動部における練習時間の長さに不満を感じている者(4.17時間)よりも、4.19時間も長いことがわかった。

これに加え、野球部で練習時間の長さに不満を感じていない者の平均活動時間(休日)は6.02時間で、野球以外の運動部で不満を感じている者(4.17時間)よりも1.85時間長かった。平日の活動についても同様の傾向がみられ、野球部員の練習時間の長さに対する感覚は他の運動部員と比較して異なっていること、練習時間に対する“感覚のずれ”が示唆されている。

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