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これやったらクロ!?元刑事が教えるウソのサイン

2018.08.27

ウソを見抜けなかった相手はいる?

ところで、森氏が刑事時代に対応してきた犯罪者のうち、ウソが見抜けなかった犯罪者はいたのだろうか?

「私は2,000名以上の取調べや事情聴取を担当しましたが、そのすべての人のウソを見抜けたわけではありません。見抜けなかった場合もありますし、もしかしたらまだウソをつかれたことに気付いていないこともあるでしょう。

ウソというのは、いくら本人にウソのサインが出ていたとしても『ウソをついていました』と自白して初めてウソが確定します。それ以外は推測でしかないのです。ですから証拠がいくら揃っていて限りなくクロに近くても、否認されると見抜けなかったという表現になってしまいます。

また私の経験から政治家、経営者は普通の人とは違う意識の持ち方をしているので、ウソを堂々とつくことも多く、余計に見抜きにくかったと思います。ウソをつく理由が『組織を守るため』『社員を守るため』というように正当化されると良心の呵責がない状態にもなってしまうからです。ウソをつくメリットが大きいとウソは強固になるということでしょうか。

それから『やっていないのにやっているような人』も見抜くのは難しいですね。取調室に入れた瞬間からガタガタ震えたり、おろおろする人はやっているように見えてしまうからです。『やってないならもっとしっかりしようよ』と言いたくなってしまいますね。

いずれにしても人のウソを見抜くのは刑事でも難しいということです。生身の人間はそんなに簡単ではないということです。だからこそ、人の心理を見抜くことはおもしろいとも言えますね」

【取材協力】

森 透匡(もり ゆきまさ)氏
刑事塾 塾長
経営者の「人の悩み」解決コンサルタント(人事コンサルタント)
株式会社クリアウッド 代表取締役
警察の元警部。詐欺、横領、贈収賄事件等を扱う知能・経済犯担当の刑事を約20年経験。 東日本大震災を契機に独立し、刑事時代に現場で培ったコミュニケーションスキルをビジネスで役立ててもらうために「刑事塾」という学びの場を開講。「ウソや人間心理の見抜き方」を主なテーマに大手企業、経営者団体など毎年全国180か所以上で講演・セミナー・企業研修を行い、これまで5万人以上が聴講、「究極の心理学だ!」「おもしろい!」と人気を博している。テレビ朝日「モーニングバード」、フジテレビ「ノンストップ」、読売新聞、日経新聞などメディアへの出演、掲載も多数。著書に「元刑事が教えるウソと心理の見抜き方(明日香出版社)」がある。
http://clearwoods.co.jp/

取材・文/石原亜香利

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