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2018.08.26

運を天にまかせない!迷ったときに使える科学的コイントスの活用法

 組織の中でトップに君臨する人物は他の人間と何が違っているのか。知能なのか腕っ節なのかそれとも強いメンタルなのか。最新の研究ではそれは“素早い決断”にあることが指摘されている。

権力を握る秘訣は“素早い決断”にあった

 ヒエラルキーの階段を登りつめ、支配力を増していく人物は平凡な人間とどこが違うのか。それは反応が速く“素早い決断”ができることにあることがスイスの研究から報告されている。

 スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の研究チームが先日、学術ジャーナル「Cerebral Cortex」で発表した研究では、支配力を持つ男性のその力の源泉は“素早い判断”にあったことを突き止めている。

 240人の男子大学生が参加した実験ではまず、支配的な性格特性を計測するテストを受けてもらってから、認知機能を測る5つの課題に挑んでもらった。写真の人物の表情から感情を読み取るタスクや、顔を覚えるタスク、道順を覚えるタスクや、スクリーンに特定の画像が表示された際になるべくキーを早く叩くタスクなどがあったが、実際に意味を持つ課題は5番目のタスクであった。

 5番目のタスクでは、参加者はEEGと呼ばれるキャップ型の脳波測定器を装着した状態で、一連の写真の人物の幸せな顔と悲しい顔を仕分けしてもらった。続いてその後、今度は怒りの表情と普通の顔(無表情)を仕分けしてもらった。

Daily Mail」より

 これらの課題を行なっている間の脳活動をモニターしたところ、支配的な性格特性のレベルが高い者ほど顔を見た時に放出される脳内信号が速く出ていることが判明した。支配的な人物は写真の顔を見た直後、およそ240ミリ秒で脳内でシグナルが発生するという。

 さらに脳の左島皮質、帯状回、右下側頭回、右角回といった部位が支配的な人物においてはタスク中に活発な活動を見せていることも突き止められた。この脳の部分は感情と行動に関係があると考えられている。

 今回の研究で、支配的性格特性が高い男性は、社会的文脈にかかわらず、必要な状況でより迅速な選択を行なっていることが示唆されることになった。つまり“素早い判断”は、高い社会的地位を占う生物学的な指標になるのである。もちろんその“素早い判断”が正解であるのかどうかはまた別の問題になるが、権力を握る人間は他に先んじて“先手を取る”決断をすることで、その支配力を強めていることがサイエンス的にも明らかになったといえそうだ。

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