人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2018.08.25

〝ひとりエッチ〟が心身にもたらすメリット

孤独のメリットとは?

“おひとりさま”や“ソロ活動”がそのまま孤独や社会的孤立を意味しているわけではないが、それでも当然のことながら孤独が好きな人のほうがより一人で行動する傾向が強いだろう。

 高齢化社会を迎えて孤独や社会的孤立が大きな問題になってきおり、孤独が2型糖尿病や循環器系疾患のリスクを高めるという研究も報告されている。やはり孤独は“悪者”なのだろうか。

 しかし驚くべきことに最近になって実は孤独にはさまざまなメリットがあることが指摘されているのだ。

・クリエイティビティ

 米・サンノゼ州立大学のグレゴリー・ファイスト教授の研究によれば、クリエイティブなアーチストや科学者には往々にして「社会規範への配慮が欠如」しており「孤独好き」であるということだ。

 クリエイティブな人々は新しい考えや物事を受け入れる高い許容性を備え、自信と独立心が強いことから、自分のほうから社会への繋がりを求めないためであると説明できるという。

「アーチストたちは自分の内なる世界を理解しようとしていて、多くの個人的な経験を自分の芸術を通して表現し意味を与えようとしているのです」(グレゴリー・ファイスト教授)

 またニューヨーク州立大学バッファロー校のジュリー・ボウカー氏の研究でも非社交性とクリエイティビティに強い結びつきがあることを報告している。むしろクリエイティブな作業には孤独は必須条件であるということなのかもしれない。

BBC」より

・内向性

 優秀なリーダーはとにかく外向的な人物であるというイメージがあるが、内向的なリーダーが成功しているケースも少なくない。2011年の研究では、従業員に受身の者が多いピザチェーン店では外向的なリーダーが高い収益を生み、逆に従業員に前向きで積極的な者が多い店では内向的なリーダーが成功していることが示されている。

 また別の研究では内向性と脳のデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)の活動の関係性が指摘されている。DMNとは一見何もしていないように見えても、いろいろなアイディアや雑念が浮かんでは消えている状態で、クリエイティビティの源ともいえる脳活動だ。そしてDMNはもちろん、孤独と静けさを必要としている。

・メンタルヘルス

 ある人物がもし突然に周囲の人々との関係をすべて断絶した場合、当然のことながらなんらかの精神疾患の兆しを疑わせるものになる。しかしながらクリエイティブな非社交的人物の“引きこもり”はまったく意味が異なる。

 前出のグレゴリー・ファイスト教授によれば、クリエイティブな非社交的人物は数少ないものの強い結びつきのある友人を持っている傾向があるという。数少ない友人であっても頻繁に会うことはないのだがこれが大きな幸福感に結びついているということだ。

 クリエイティビティを高めたいと望むのなら、しばし孤独を選んでもいいのかもしれない。しかし根っからの社交的な人物にはお勧めできないというので、自分がどういう人間なのかを良く理解することも求められているようだ。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年5月16日(木) 発売

DIME最新号の特別付録は「マルチUSB付きIDホルダー」! 特集は「本当に売れているモノランキング」「勝負時計BEST 50」etc.

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。