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2018.08.22

熱中症対策として企業が導入する「クーリングブレイク」とは?

(ベーシック提供)

今年の猛暑の中、さまざまな企業や自治体では暑さ対策が実施されている。あるIT企業が今年から導入した制度もある。その事例を紹介する。

クーリングブレイク制度/株式会社ベーシック

(ベーシック提供)

Webマーケティングサービス事業などを展開する株式会社ベーシック(本社 東京都千代田区)は、今年の7月25日に従業員の熱中症対策として「クーリングブレイク」制度を導入した。

スポーツ飲料水の配給、塩飴、保冷タオル、ウォーターサーバーの提供、高温注意情報の社内速報をチャットで即時通達、熱中症予防・対処法の啓発としてのリーフレット配布などが行われた。ちなみに「クーリング・ブレイク」とはサッカー用語で、一定の気温に達した場合に設けられる給水時間のことを指す。

ベーシックの担当者は、本制度を実施した背景を次のように話す。

「今年7月上旬の熱中症による救急搬送数が昨年の1.2倍以上となっており、東京都のケースでは6月中旬からの気温が昨年より平均で4.3℃も高いという計測結果が出ています。そのため、社員の熱中症に対する理解や自己の体調管理の推進にくわえ、会社の成長を支える全従業員の健康増進や生命を守るため熱中症対策を企業として取り組むことにいたしました」

(ベーシック提供)

スポーツ飲料水や塩飴の支給は、外での現場作業員に対する取り組みとしてはよくみられるが、IT企業ではめずらしいように思える。

「今年の暑さは社員個人の対策では熱中症を完全に予防しきれない状況となっており、会社として対策をし、社員の生命を守らなければならない状況だと判断しました。また、チャットツール(当社ではSlackを導入)は弊社の社員間コミュニケーションツールとして定着化しており、気象庁による『高温注意情報』が発表された際になどは、従業員用のチャットで情報を即時に通達、注意喚起を促す仕組みを実施しています。これにより各々の社員が気象庁からの注意情報を個々人に徹底できると考えました」

ところで、スポーツ飲料水、塩飴、保冷タオル、ウォーターサーバーのうち、どれが従業員の間で人気なのだろうか。

「スポーツ飲料水が最も人気です。理由としては、摂取のしやすさにくわえ、バッグに入れて携行しやすいミニサイズという点です」

本制度は今年9月30日まで実施を予定しているという。総務省の熱中症患者データでも9月迄の集計となっているためだという。10月以降も「高温注意情報」が発令される状況下であれば、柔軟に実施期間を延長する姿勢だ。

ベーシックの担当者に他企業にも勧めたいかと聞くと、「ぜひ、勧めたいです」とのこと。導入後の社員の声としても「最近は訪問での営業が多くなり、熱中症になりそうだなと思ったタイミングでの導入で大変ありがたく感じている」「積極的に塩分摂取する習慣がつき、安心して業務に望める」など好評の声が挙がっているという。

「社員一人ひとりの健康を守ることは、事業の成長にもつながるため、会社として取り組むメリットは非常に大きいと感じています」

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