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耳のスキマ時間を有効活用!「耳活」時代到来の予感

2018.08.21

電車の中でイヤホンをしている人が多い。彼ら彼女らは何を聴いているのか。音楽、YouTube、ドラマ、ゲーム? いや、オーディオブックでしっかり「耳活」中かもしれない。発売中のDIME最新号では「耳活」を紹介しています。今回はより詳しい耳からの情報収集術をご紹介します。

オーディオブックで通勤中に1日1冊読書できる

「耳活」はまだ一般的なワードではないが、DIME的には耳のスキ間時間を活用すること、耳からの情報収集活動をさす。

2004年に日本初のオーディオブック事業を開始したオトバンクの音声データサービスaudiobook.jpの会員は現在45万人。ここ1〜2年で急増している。

スマホの普及により、私たちが手の平で得る情報はインターネット、メール、ビデオ、LINEはじめとするSNSを経由して莫大なものがある。そしてこれらに共通するのが視覚情報であることだ。

オトバンクを創業した上田渉会長は、音声データ化のメリットをこう語る。
「目からの情報収集はすでに飽和状態でしょう。それだけ目が酷使されている一方、耳は案外、空いています。私はこの空いている時間を“耳の可処分時間”と呼んでいますが、私の場合、1日5時間ぐらいあります」

耳の可処分時間とは、上田さんによると、何もしていない時間だけでなく、
「たとえばスマートフォンでインスタグラムやTwitter、LINEのやりとりをしているとき。メールでもルーティーン的な文を書いている時は、耳は使えます。難しい文章を読んだり書いたりする時間以外は、耳は案外ヒマなんですよ」ということだ。

オトバンクの上田渉会長。
※8/16発売のDIMEでは「上田渉社長」となっていますが、「上田渉会長」の誤りです。お詫びのうえ訂正いたします。 

もちろん作業への集中度にもよるし、聴いているオーディオブックの内容の難易度にもよる。筆者の感覚だと、原稿や仕事のメールを書きながらオーディオブックを聴くことはできないが、LINEやTwitterのやりとりぐらいなら余裕で聴ける。

オーディオブックでは1時間で約2万文字が聴ける。新書はだいたい8〜10万文字なので、5時間で1冊読める計算になる。集中して聴けば1日1冊ペースで読了していくことになる。上田さんの場合、2倍速で聴くので1日最大2冊の読書が可能だという。

「はじめは2倍速にはついていけませんが、だんだん慣れてきます。audiobook.jpは0.1倍速刻みで最大4倍速まで設定できます」

ちなみに筆者は2倍速ならなんとか聴き取れそうな気がするが、4倍速はまったくついていけない。しかし上田さんから、「聞き続けているとだんだん聴き取れるようになりますよ」と励ましの言葉が。

耳活は脳の活性化そのものである

「脳が順応しはじめるんですよ。情報処理能力が高まるということです」

耳活というワードは、以前から脳の活性化や認知症予防トレーニングの領域では使われていた。情報収集活動としての耳活を続ければ、そのまま脳の活性化につながりそうだ。これは耳活の重要なメリットである。

また、通常の読書が苦手な人でも、オーディオブックだと聴ける、という人は少なくない。その理由は、上田さんは「基本的に、聞くほうが読むよりラクだから」と説明する。

「ものを読むとき、目は毛様体という筋肉を使ってピントを合わせています。目を使うということは、その筋肉を使い続けることで、目が疲れるというのは筋肉疲労の一種なんですね。ところが耳は鼓膜の振動によって情報を脳に伝えるので、筋肉が介在しません。たくさん聴いても筋肉披露状態にはならない」

目で読むより耳から入れたほうが情報はラクに頭に入る。としたら耳活は忙しい人のためだけでなく、だれにとっても有用である。さらに今は疲れにくいイヤホン、外の音を遮断しない安全なイヤホンが開発されている。室内ではAIスピーカーが好みに合った朗読をしてくれる日も近い。BGMもつけてくれるだろう。これらデバイスの進化も考えると、「耳活」は読書、新聞を読む、テレビニュースを見るといった行為と同じくらい当たり前になっていくのではないか。目に頼りがちだった私たちの情報収集は、思っている以上に大きな変化の時を迎えているのかもしれない。現代のビジネスマンを悩ます眼精疲労が少しは軽減されるのではないか。

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