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2018.08.22

9.95ドルで映画見放題のはずが…MoviePassが堕ちた定額制のワナ

いまやアパレルからカフェまで、毎月決まった額を払い続けることで、モノやサービスの提供を受けられるサブスクリプション型のビジネスモデルが大流行。日本では、ステーキレストランや居酒屋など飲食関連の参入が最近目立つが、海の向こうでは日本には全くないサブスクリプション・サービスがいくつもある。その1つが、米国のMoviePass。

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月9.95ドルで毎月30本の映画が観られる

MoviePassは、毎月9.95ドルを払うことで、全米の映画館の9割以上で1日1本、月30本まで映画が観られるとうもの(もう少し安い7.95ドルコースもあるが、こちらは月3本という上限がある)。米国の映画館の料金は、都市や時間帯などでずいぶん変動するが、ならせば1本あたり8~10ドルほど。そのため、月に3本しか観られなくともお得なサービスといえる。

このサービスは昨年夏にスタートしたが、運営会社のMoviePass, Inc.は2011年の創業。創業から数年の間は、ユーザーが引換券をプリントアウトする方式に始まるベータ版のシステムで、市場テストがなされていた。2016年に、Netflixの元役員でMoviePass, Inc.の顧問であったミッチ・ローがCEOに就任すると、サービスの本格始動への動きは加速する。当初の構想は、1日1本観られるコースは月額40~50ドルという穏当なものであった。この構想は、2017年にIT企業のヘリオス・アンド・マセソン・アナリティクス社に株式の過半数が売却されると一変し、月9.95ドルに決まったという経緯がある。

ユーザーにしてみれば、月に1本観られれば元がとれてしまうということで、またたく間に会員数を数百万人規模に増やした。それほど衝撃的な金額設定なのである。

では、これでサブスクリプション型ビジネスの成功事例がまた1つ増えたのかと言われれば、全くそうではなく、MoviePass, Incは崖っぷちに立たされている。

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