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2018.08.19

深くて濃い心地よさ!ベントレーのラグジュアリーSUV「ベンテイガV8」の魅力

■連載/金子浩久のEクルマ、Aクルマ

 ベントレー初のSUV「ベンテイガ」には、3年前の発表直後に南スペインで乗ったことがある。その時に搭載されていたエンジンは、排気量6.0?のW型12気筒。最高出力608馬力と最大トルク900Nmという超強力な心臓。もちろん、パワフルそのものだった。驚かされたのは速さではなくて、過酷なオフロード性能も併せ持っていることと、その時の乗り心地や快適性などが、今までのベントレーとまったく変わらない極上のものだったことだ。

機械として優れているか? ★★★★★(★5つが満点)

 その「ベンテイガ」にV型8気筒を搭載した「ベンテイガ V8」が加わった。排気量4.0?とはいえ、最高出力は550馬力、最大トルクも770Nmもある。その「ベンテイガV8」を750kmほど走らせた。

 一般道と高速道路をごく標準的なペースで走らせただけだったので「W12」との特別なパワーの差を感じることはなかった。違いを感じたのはエンジン音の小ささと、見掛けによらない軽快な身のこなしだった。「V8」のビートは微かに聞こえてくるのだけれども、大きなボディのどこか片隅から聞こえてくるような囁きにしか過ぎない。回転して、パワーを漲らせているのだけれども、その存在感はとても小さい。

 車高調整機構を備えたエアサスペンションは極上の乗り心地をもたらしている。ふんわかしているが引き締まってもいて、どこにもトゲがない。路面の不整や凹凸などはすべて空気の力で包摂してしまう。走行モードは守備範囲の広い「B」モードが最も快適だった。

 走りっぷりだけにとどまらず、車内各部分の操作スイッチ類のタッチもすべて完璧に調律されている。エアコンの風量調節のノブをいかに乱暴に押し引きしても、風はホンのひと呼吸置いてから吹き出し口からじんわりと出てくるという奥床しさだ。

 この赤い試乗車は1994万6000円という車両本体価格に約600万円分のオプション装備が組み込まれていたから、心地いいのは半ば当たり前なのだけれども、それにしてもすべてにわたって調和が取れていて、どこにも凹みのようなものがない。強いて不満点を挙げれば、最小回転半径の大きさか。「W12」版の存在を一度も思い出すことがなかった。これで十分以上という印象だ。

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