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SUVに新しい付加価値を提案するミッドサイズSUV「DS 7 CROSSBACK」

2018.08.18

■連載/金子浩久のEクルマ、Aクルマ

 シトロエンから派生した新たなラグジュアリー・ブランド「DSオートモビルズ」から発売されたミッドサイズSUVの「DS 7 CROSSBACK」。2つのモデルと2種類のガソリンとディーゼルのエンジンが用意されているが、どれに乗ってもソフトな乗り心地なのに驚かされた。

機械として優れているか? ★★★★★(★5つが満点)

 走行モードを「ノーマル」「スポーツ」「コンフォート」の3つから選べるのだが、どれでも他のSUVよりもタッチがソフトで柔らかな乗り心地であることに変わりはないのがこのクルマの強いキャラクターになっている。

 このキャラクターは、長年シトロエンを特徴付けていた「ハイドロニューマチックサスペンション」の乗り心地に似ている。ハイドロニューマチックサスペンションはガスとオイルを用いた超個性的なシステムで、その独創性の高さと優雅とも言える乗り心地に魅せられて来たファンは多い。僕もそのひとりで、以前に同サスペンションを使った「CX」に乗っていたから、ファンの気持ちは良く知っているのだ。

 もちろん、メカニズムや原理が違うから比較に意味はないのだけれども、この「DS 7 CROSSBACK」の、特にコンフォートモードでの包み込まれるような乗り心地は「CX」を思い出してしまう。そして、ただソフトなだけではなく、コーナリングは粘るように路面を捉えて離さないところも「CX」を彷彿とさせる。

 運転支援デバイスのACC(アダプティブクルーズコントロール)とLKAS(レーンキーピングアシスト)は標準装備であるだけでなく、アクティブ状態になっていることをメーターパネル中央に大きくわかりやすく表示できる点も優れている。

 細かく走行ラインを定められるLKASや前方の路面をカメラでスキャンしてダンピング特性を事前に変えていくといったような新機軸も豊富だ。最小回転半径が小さめでUターンなどが行いやすいのも「CX」譲りで、カタチの奇抜さとは裏腹に意外と実用性も高いのがうれしい。

 2つのモデルのうち、「Grand Chic」が革シート、「So Chic」が布シート。「So Chic」は価格が93万円(ディーゼル同志の比較)も安いのだが、「グリップコントロール」というトラクションコントロールをパッケージオプションで選ぶことができる。これは、「サンド」(砂地)、「マッド」(泥)、「スノー」(雪)の路面ごとに最適な出力&変速特性を設定できて「Grand Chic」では選べない。「DS 7 CROSSBACK」は前輪駆動だが、このグリップコントロールによって、4輪駆動に迫る駆動力を得ようとしているのもシトロエンらしく実践的だ。

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