手書きとリアルタイムで連動!
バンブー『バンブー スレート』A4サイズ 1万5000円、A5サイズ 1万8000円
ペンタブレットやスタイラスペンなどを主力とするワコムが新たに提案するデジアナ文具の最新形。
使用法は、本体の電源をオンにして、iOSまたはAndroidを搭載したスマホに専用アプリ『Bamboo Spark app』をダウンロード。『バンブー スレイト』本体とスマホをペアリングしたのち、本体を下敷き代わりにしてメモやアイデアを書く。
ペアリングしたデジタル端末に、筆記データをリアルタイムで表示するほか、テキストデータへの変換も可能。
あとは、『バンブー スレート』中央のボタンを押すだけで、筆跡データがクラウド上に転送される仕組み。厚さ8mm以下であれば、紙やノートを選ばず、ボタンを押し忘れてしまっても本体に100ページ分のデータが自動保存される。
今、最も手書き感覚に近いデジタルノート
スーパーノート『スーパーノート A5』参考価格約6万5000円(日本展開は未定)
残念ながら日本展開は未定だが、非常に高性能なデジタルノートを発見した。それが『スーパーノート』だ。まず驚いたのが、描写速度。電子ペーパーフィルムとペンの相性、そして手書きハードウェア加速技術を独自に突き詰めることで、レイテンシー(「書く」と「表示する」の時間差)を大幅に短縮。リアルな手書き感覚が実感できた。手書き入力や文章編集、クラウドを使った情報共有など、機能面で目新しさはないが、処理スピードの速さに目を見張るものがあった。
取材・文/渡辺和博 撮影/瀧川 寛