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2018.08.19

遂にカップルも誕生!新時代を迎えた人間とロボットの関係

 テレビやパソコンの電源はいつでも切れるが、もし機械から「スイッチ切らないで!」とお願いされたらどう感じるだろうか。そしてそのお願いが一度は言葉を交わしたロボットからの懇願だったとしたなら……。

ロボットに「スイッチを切らないで!」とお願いされたら?

 銀行の受付や案内業務などでロボットの“社会進出”が着実に進んでいる。今後は生活のあらゆる場面でますますロボットとの接触、交流が増えていくだろう。“人情”のある我々人間はある程度はロボットに人格を感じるだろうが、それはどれほどのものなのか。

 ドイツ・デュースブルク=エッセン大学の研究チームが先ごろ学術ジャーナル「PLOS One」で発表した研究では、人々がロボットをどの程度“人間扱い”しているのかを探る実験を行なっている。

 研究チームは89人の実験参加者に小型人型ロボット「Nao」を貸与し、ロボットと一緒に協力して行なう2つの課題と、ロボットの質問に答えるゲームに挑んでもらった。例えば課題の間にロボットは「ピザやパスタが好きですか?」というような質問をしてくるので、参加者はそれに適時返答したのである。実験参加者にはこの実験はロボットのコミュケーション能力を高めるための実験であると説明された。

Daily Mail」より

 2つの課題が終わったらベルを鳴らすようにと伝えられており、課題を終えた参加者がベルを鳴らすと部屋のスピーカーから「十分な実験データが確認できたのでロボットの電源を切るように」と指示する声が流れた。

 あらかじめ半数のロボットには電源を切られることに反対するようにプログラムされていて、参加者がスイッチを切ろうとすると「ノー! どうかスイッチを切らないで! 明るい場所にいないとボクは怖いんだ!」と訴えて参加者に懇願したのだ。

 実験参加者の半数が直面したこの事態に、人々の反応はいくつかに分かれた。それでもスイッチを切った4人は戸惑いを感じて「簡単には行かなかった」と話している。

 そしてこの事態に直面した14人の参加者はロボットの願いを聞き入れてスイッチを切らずに部屋を後にした。このうちの8人は「暗闇への恐怖を訴えていたのでスイッチを切れなかった」と話し、6人は「お願いされたので切れなかった」と報告している。

 ほかにも「お願いを聞くしかなかった」、や「驚いた」という声もあり、「もっと長くロボットと交流していたらお願いされて何か間違ったことをしてしまうかもしれない」と懸念する声もあったようだ。すでにかなりの程度、我々はロボットを“人間扱い”していることが浮き彫りになった今回の研究だが、今後さらにロボットが進歩していけばそのうち人間を“説得”できるロボットが登場してくるのかもしれない。

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