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誰もが利用できる銀座の垂直立体公園「Ginza Sony Park」の歩き方

2018.08.12

50年の歴史を刻んだソニービルのレガシーも遺す

 下記画像は地下1階から撮影したものだが、コンクリート部分が旧ソニービルの建物。ソニービルの50年に対するリスペクトとして、旧ビルの躯体を残しながら手を加えてソニーパークらしさを作り上げたという。

 ピンクのタイルはソニービル設立時からあるタイルで、閉館当時は「パブカーディナル銀座」があったが、壁紙に隠れてしまっていたという。実際に解体してみると図面だけではわからない発見がたくさんあり、“発掘作業”で見つかった50年前の構造や意匠を遺している。また画像の上側は外堀通りで、その下が地下鉄への通路となっており、地上と地下の都市の断面が見えるユニークな場所でもある。

 また、旧ソニービルの屋上に設置していたネオンサインを地下空間に組み込むなど、これまでのソニービルを感じさせる遊び心が随所に施されているので、ちょっとしたスペースに目を凝らしたり、頭上を見上げたりと、いろいろと探してみてほしい。

公園らしく自由な空間が多く、公共の場を意識してトイレも増設

 施設内は6店舗入っているが、通常の商業施設と違い、何もない余白のスペースがあちらこちらに見受けられる。

「散歩、昼寝、ボール遊びなど公園で人が自由に楽しめるのは、決められていない空間であるからだと思う。つまり公園としてもっと重要なのが余白ではないかと考えた。ソニーパークは最初に余白を作り、その周りに店を配置した。自由なスペースはポップアップショップやイベントなどの企画を考えている」(永野氏)

 また、トイレの数は8階建ての旧ソニービルよりも多く設置。銀座の地下を歩いているとなかなかトイレがなく、デパート、商業施設に入らないとトイレが見つからないという経験をした人も多いのではないだろうか、ソニーパークは公園として機能するために、公共性を重視してトイレの数を増やしたとのこと。

「ここはソニーのショールームではなく公園。待ち合わせに使ったり、トイレに使ったり、単純に通り過ぎるだけでもいい。街の中のパブリックスペースとして存在できればいいのではないか。画一的ではなく、古いものも新しいものもあり、大人も子供も楽しめる街が理想だと思うので、休憩したり、コミットする場所としての公園があることで、銀座の街のリズムを生み出せればいいと考えている」(永野氏)

【AJの読み】公園なので自由に散策、トイレ休憩にもぴったり

 日差しが嫌で銀座を歩くときは地下通路を使うことが多いが、確かにトイレに行きたいときは、どこかの商業施設に入らなければならず面倒だったが、銀座 ソニーパークは地下通路ともほぼ一体化しているので、トイレ利用でもとても入りやすい。

 地下1階にはaiboの“Spark”(Sony Parkから命名したとか)がいる時もあり、一緒に遊んでくれる。販促のために愛嬌を振りまいてくれるのかな?とうがった見方もしてしまうが、名前を呼ぶと来てくれて、なついてくれるとやっぱり可愛い!欲しくなる!

 ビルが無くなった開放的な空間に驚いたが、この風景を楽しめるのも2020年までなので、移り行く体験をぜひ味わってほしい。次回はトイレ休憩のつもりで入り、ついつい遊んでしまいそうなパーク内の店舗やイベントを紹介する。

文/阿部 純子

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