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2018.08.13

海洋生物研究の権威も認めた!太陽光に近い光を再現する京セラのアクアリウム用LED照明

 アクアリウムを趣味にしている人も多いのではないだろうか。水槽の中で魚や水草を育てながら鑑賞していると癒され、リラックスできるものである。

 アクアリウムで必要な設備の一つが照明である。かつては水銀灯やメタルハライドランプといったHID(High-Intensity Discharge)照明が主流であったが、最近ではLED照明が登場している。

 だが、LED照明だと水草が思ったように成長しないこともある。太陽光とは異なるため、育成に適していないからだ。かと言って、HID照明は時代に逆光する感が否めない。アクアリウム愛好家からすれば、太陽光に近いLED照明の登場が望まれるところだが、この愛好家の願いといってもいいLED照明がこのほど、京セラから発売になる。

 同社が開発したアクアリウムLED照明は8月中旬に発売予定。地上の太陽光のスペクトル(分光分布)を再現した〈Natural White〉、水深2.5mのスペクトルを再現した〈Marine Blue〉、水深11mのスペクトルを実現した〈Aqua Blue〉、深度調整や観賞用で深い青色を再現した〈Deep Blue〉の4種を用意した。

 価格はオープン(10万円程度を予定)で、アクアリウム専門ショップで販売される。〈Natural White〉は浅場に生息する水草などの飼育、〈Marine Blue〉は水深2.5mに生息するミドリイシ、ハタゴイソギンチャク、クマノミの飼育、〈Aqua Blue〉は水深11mに生息するストロベリーショートケーキやスパスラータ、〈Deep Blue〉は水深11m以上に生息するサンゴの飼育に適している。また、組み合わせることであらゆる深さを表現することができることから、あらゆる海洋生物の飼育・研究にも活かせる。

4種それぞれが実現したスペクトルと育成に適した生物

2023年度には売上100億円の事業にする

 しかし、京セラでLED照明と言われてもピンと来ない人が多のではないだろうか。なにしろ、LED照明事業の売上は現在、数億円レベルと、同社の各事業からしたら小規模。しかも、一般消費者向けではなくビジネス向けなので、なおさらピンと来ないところがあるだろう。

 同社のLED照明は主に、手術灯や自動車生産ラインの塗装検査用照明といった業務用途や施設・文化財のライトアップに使われている。一般消費者に一番近いものとしては、高級家具メーカーのアルフレックスジャパンとのタイアップで実現した照明器具『LIGHT CONE』がある。『LIGHT CONE』については過去に『@DIME』でも紹介したことがあるので、興味のある方はご参照いただきたい。

 こうした現状にある同社のLED照明事業だが、2023年度には100億円規模のビジネスに育てたいという。事業を拡大し目標を達成するためには、新分野の開拓や新商品の投入が必須。この一環として同社はまず、「はぐくみ」をキーワードとした商品展開を開始することにし、第一弾として『アクアリウムLED照明』を市場投入されることになった。売上目標は3年後に10億円。また現在、水族館用や動物園用のLED照明を開発中で、年内にリリース予定とのことだ。

京セラのLED照明事業の事業展開ビジョンと目標

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