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EV走行114kmを実現!ホンダ待望のPHEV「クラリティ」を全方位レポート

2018.08.12

とはいえ、スペース的には広々していて、身長172cmのボクのドライビングポジションを基準にすると、頭上に11cm、ひざ回りは26cm(BMW5シリーズ23.5cm、VWパサート20.5cm)ものゆとりがあった。リヤドアのステップ部分は足をかけやすく、例えばペットを乗せても乗降時に落ちる抜け毛がシートサイドとステップの間のすき間に入り込まない形状なのもうれしい。

PHEVはトランクスペースに犠牲が出やすい。プリウスPHEVはEV走行距離を伸ばすため、ラゲッジルーム床下にバッテリーを満載。おかげで開口部よりフロアが高まり、後席格納時の拡大フロアに大きな段差ができてしまった。

が、くり返すが、クラリティPHEVはバッテリーなどをすべて床下に置いたため、トランクスペースへの影響はほぼないと見ていい。トランクスペースは大容量の512L(床下スペースを含む/VDA方式)、実測で奥行き最大109cm、幅70~134cm、高さ61.5cmもあり、後席左右分割可倒式によるトランクスルーも可能(後席格納部分に角度はつくが)だから積載性に関しても文句なしなのである。具体的に説明すると、ゴルフバッグの積載では、アコードPHEVの3個に対して4個積めるのだ。

もちろん、先進安全支援機能のホンダセンシングを備え、全国約20800か所の充電設備が利用できるホンダチャージングサービスカードも用意されている(月会費3年間無料/3年目以降月500円、急速充電 16円/分、普通充電 1・5円/分)。スマホで航続可能距離や高電圧バッテリー残量、車内温度等の車両情報を取得できるほか、タイマー充電設定や充電用リッドのオープン、さらにエアコンはON/OFF操作に加え出発時刻に合わせたタイマー設定も行えるから便利このうえない。

内外装デザイン、内装細部の質感についてはものを申したい部分こそあるものの、2030年までに販売するクルマの2/3を電動化するというホンダの意気込みを感じさせてくれるPHEVではある。なお、クラリティPHEVの“ほぼEV”な試乗レポートは別項で紹介したい。

ホンダ・クラリティPHEV
https://www.honda.co.jp/CLARITYPHEV/

文/青山尚暉

モータージャーナリスト。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。自動車専門誌の編集を経て、現在、モータージャーナリスト、愛犬との快適安心なカーライフを提案するドッグライフプロデューサーのふたつの肩書を持つ。小学館PETomorrowでも「わんこと行くクルマ旅」を連載中。最新刊に「愛犬と乗るクルマ」がある。

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