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2018.08.10

ダイエットの鍵は食べ物の量ではなく品質にあり

 同じ黒い丸でも大きな円の中心に置かれるのと、小さな円の中にあるのとでは大きさが違って見える。これはデルブーフ錯視と呼ばれるものだが、しかしながらこの錯視に惑わされない状態があるという。それは空腹の時だ。

空腹の時は食べ物の量をシビアに見定めている

 欧米ではこの10年の間にレストランなどの外食産業で使われる皿や器のサイズが小さくなっているといわれている。これはデルブーフ錯視に基づいて料理の量を多く見せ、お客により満足してもらおうとするためである。

 そして近年、先進各国で肥満の問題がますます深刻化していることもあり、外食産業には料理の1人前の量を少なくするようにという当局からのお達しもあるようだ。

 こうしたことから最近では家庭で使う食器も小さめにしているという向きも少なくないようだが、最新の研究ではこのデルブーフ錯視が通用しにくい状態があることを報告している。それはなんと空腹の時だ。我々は空腹の時、食べ物の実際の量を実にシビアに見定めていて、器の大きさに惑わされることはないというのだ。

Science Daily」より

 イスラエルのネゲヴ・ベン=グリオン大学の研究チームがこの6月に「Appetite」で発表した研究では、実験を通じてデルブーフ錯視が料理の量の認識に与える影響を探っている。

 研究チームは合計で72人の男女が参加した2つの実験を行い、3時間以上空腹の者はピザの分量を皿の大きさに関わらずより正確に見積もれることを突き止めた。しかしながらこの現象は食べ物に関わることだけに適用され、空腹であっても食べ物には関係ないデルブーフ錯視には惑わされるということだ。

「人は空腹の時、特にダイエット中は皿の大きさに惑わされる可能性が低く、実際に食べた量が少なく感じて食べ過ぎる傾向があります」と研究チームのツヴィ・ガネル医師は語る。小さい食器は空腹の時にはむしろ食べ過ぎてしまうという逆効果をもたらす場合もあることになりそうだ。したがって普段使う食器の大きさはあまり気にしなくてよいのかもしれない。

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