人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2018.08.04

なぜ売れなかった?レーザーディスクの前に崩れ去った「VHD」

 筆者が幼少の頃の1980年代。

 現代の様に、子供たちがスマホや携帯ゲームを、オモチャ替わりにして遊ぶ事もなかった時代。

 娯楽と言えば、ラジオにテレビ、そしてビデオの視聴でした。

 ちょうどこの頃は、家庭用のビデオテープレコーダである「VTR」が登場して、放送された番組を、好きなタイミングで録画して、好きな時間に視聴が可能になり、多くのテレビ番組録画嗜好者の間で、人気を博しておりました。

 筆者宅では、父親が強大なチャンネル権を行使していたため、夕食時には好きなアニメ番組を見られずに、見たくもない野球放送の視聴に突き合わされて辟易していましたが、父親がテレビを見終わった後、あらかじめ録画していた番組を、後でゆっくり見る事ができたので、文明の利器の恩恵を充分に受けておりました。

 VTR買っていて良かった!

 そしてこの時期、映画やテレビ番組などが、あらかじめ録画されて販売されている「ビデオソフト」が続々と登場して、誰もがエンターテイメントを身近に楽しめる時代となったのです。

 しかし! テープメディアによるソフトの配布には、一つの問題がありました。

「ビデオソフト」のテープを、何回も何回も再生していると、テープが劣化して擦り切れてしまい、いつかは購入したソフトを見る事ができなくなってしまうのです。

 これは由々しき問題です。

 そのため、各社では、何度再生しても劣化しない、夢の動画データ記録媒体を開発すべく、密かに研究が進められていました。

 そんな中、最大2時間の映像を再生できる画期的な光ディスク規格が登場しました。その光ディスクとは……。

「レーザーディスク」です!

「レーザーディスク」は、その名のごとく、「ディスク」内に記録された映像データを、レーザー光を利用して読み出せる、光学反射式再生専用光ディスクです。

 まずは1981年、パイオニアが、レーザーディスクプレーヤー「LD-1000」を発売開始しました。

 その後少し遅れて、1983年、もうひとつの画期的な、最大2時間の映像を再生できるビデオディスク規格が登場しました。そのビデオディスクの規格とは……。

「VHD(Video High Density Disc、ブイエイチディ)」なのです!

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2018年10月16日(火) 発売

DIME最新号の大特集は「秋の新製品ベストバイ」特別付録は1/7スケールのロボット掃除機「ルンバ」メジャー!?

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ