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2018.08.02

入社5年目社員の本音「水際で密輸を取り締まる仕事に憧れて…」東京税関・熊田みずえさん

あなたの知らない若手社員のホンネ~東京税関/熊田みずえさん(28才、入社5年目)~

中間管理職も知っておきたい若手社員のモチベーション。本企画は社会人3〜5年目の若手を中心に、仕事についての率直な思いに耳を傾けた企画だ。同世代も興味を抱くところであろう。

シリーズ31回目は、東京税関勤務の公務員である。東京税関 調査部 統括調査官付 財務事務官 熊田みずえさん(28)入関5年目。麻薬等の密輸を水際で阻止する、そんな使命感に燃えるのと同時に、通関に関して申告漏れがないかどうかを見抜く目も養い、輸入者の調査に当たるのも重要な仕事だ。使命感と現実の狭間で揺れ動く、東京税関女性職員の物語である。

かっこいい!水際で取締まる社会の安全

民間企業はどうしても利益重視になります。利益を度外視して、みんなの生活に関わる仕事に就きたいと私は思っていました。国家公務員試験に受かり、説明会でたまたま東京税関のブースを見つけまして。税関の職員が公務員と知らなかったのですが、ブースで職員と一対一でお話をさせてもらいました。女性でしたが、空港で貨物や手荷物の検査する部署の職員でした。

「麻薬や拳銃やニセブランド品も、密輸品を私たちが水際で止めないと、世の中に広まってしまう。税関は最後の砦です」

かっこいいな……、公務員はデスクワークというイメージでしたが、密輸という悪に対して、女性職員の説明からは体を張って阻止するという感じがしました。是非とも東京税関の職員になりたいと。

税関研修所での研修を経て、最初の配属は成田国際空港内の支署でした。大きな仕事は、入国手続きを終えた旅行者の手荷物の検査を行い不正薬物等、社会の安全を脅かす密輸品を水際で取り締まる仕事です。

最終便の到着が午前0時ごろ、早朝便は午前5時過ぎですから、月に何回か泊まり勤務もありました。私の体調面を気遣ってくれた上司が、「新人はまず、職場に来ることが仕事だよ」と、声をかけてくれました。仕事はチームで動きます。新人でも一人抜けると、先輩に迷惑がかかってしまいます。

「ちょっとでも気を抜いて、まっ、いいかと思ったら、不正に国内に持ち込まれる手荷物を止める人は誰もいないんだよ」「熊田さんがお客さんから嫌われようが関係ない。このバッグの中に密輸品が入っていて、それが国内に入ったらどうなるか、常にそのことを考えなさい」チームの先輩や上司のアドバイスは、シビアなものでした。

「例えば靴底に金塊を隠して密輸する場合、遠くから見てもふつうの人と比べて、歩き方がどこかぎこちない。その要領で、まず一般の旅行者を知ることが最初だ。ふつうの旅行者を知れば、挙動不審者が自ずと見えてくる」

これも先輩のアドバイスです。

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