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2018.08.02

涙を流して泣くことで得られる5つのメリット

 日々の生活を気分良く送っていきたいものだが、一筋縄ではいかないのが人生だ。時には気分を害することもあれば、悲しい気分にさせられることもあるだろう。しかしながらある種の人々にとってはこうしたネガティブな気分にもメリットがあるという。

ネガティブな気分の時は生産性が向上する

 オフィスで不機嫌な様子を見せている人物にはあまり近づきたくないものだが、ひょっとすると当人は仕事で冴えわたるパフォーマンスを発揮しているのかもしれない!? カナダ・ウォータールー大学の研究チームは、高反応気質(high-reactive temperament)の人は、不機嫌な状態のもとで集中力が高まり、時間の管理や取り組む課題の優先順位づけに優れてくることを報告している。

 高反応気質の人は例えば怒りなどの感情が激しく、しかも長く続く特性を備えている。こうした人は、不機嫌になっている時により高いパフォーマンスを発揮できるのだ。

 95人が参加した実験で参加者は記憶力や素早い意思決定、細部への注意力などを測る異なる9つの課題に挑むと共に、性格特性と現在の気分を明らかにする心理テストを受けた。

 収集したデータを分析した結果、高反応気質の人においては、気分を害している状態と高いパフォーマンスに高い関係性が見られた。気分がすぐれた状態は、高反応気質と低反応気質のいずれの人々にも認知機能を高める効果はなかった。

Science Alert」より

「今回の研究結果は、悪い気分によって実際に日常生活にとって重要な思考スキルを研ぎ澄ましている人々がいることを示しています」と研究チームの心理学者、タラ・マッコーリー氏は語る。

 なぜこのようなことが起るのか、そのメカニズムを解明するのは今回の研究の範囲外であるのだが、研究チームは高反応気質の人々がネガティブな感情を感じることに慣れていて、うまく対処することができるのだと説明している。

 試合中にかなり不機嫌な様子を見せるテニス選手が一部にいるが、ひょっとすると実はその時に最大限の集中力を発揮しているのかもしれない。

 しかしながらパフォーマンスを上げるために自ら不機嫌になることはお勧めできないということだ。低反応気質であった場合はそもそもその効果がなく、そうでなくともメンタルヘルスに悪影響を及ぼす可能性がある。そして今回の研究は初歩的なものであり、今後さらに幅広い層の参加者が加わった研究が進めらるということだ。また自分が高反応気質なのか低反応気質なのか、少し気にしてみてもいいのかもしれない。

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