人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース
2018.07.31

晩婚化日本で社会問題化する「ダブルケア」の実態

子育てと親(または義親)の介護が同時期に発生する状況のことを「ダブルケア」と言い、その担い手を「ダブルケアラー」と呼ぶ。

晩婚化が進んでいる現代日本において、見逃すことのできない社会問題だ。

では、実際にダブルケアを経験した(している)人たちはどんな不安を抱え、また、どのような対処をしているのだろうか?

今回、ソニー生命保険と横浜国立大学大学院の相馬直子教授が行ったダブルケアに関するアンケート結果を紹介していきたい。

『ダブルケア』という言葉の認知度は18%

まず、全回答者(17,049名)に、『ダブルケア』という言葉を聞いたことがあるかどうかを質問したところ、「ある」が17.5%、「ない」が82.5%という結果になったようだ。

ダブルケア経験別に聞いたことがある人の割合をみると、ダブルケア経験がある人では30.1%、ダブルケア経験がない人では12.3%だった。

次に、全回答者(17,049名)に、“ダブルケアとは『子育てと親・義親の世話・見守り・介護が同時期に発生する状況』である”と説明をし、自身のダブルケアの状況について聞いたところ、「現在ダブルケアに直面中」が12.3%、「過去にダブルケアを経験」が12.8%、「現在直面中で、過去にも経験がある」が4.0%で、ダブルケアに直面している人は16.3%、ダブルケアを経験したことがある人は29.1%だったという。

また、経験率に「数年先にダブルケアに直面する」(7.5%)を加えた、“ダブルケアが自分事の問題”という人の割合は36.6%になった。

「自身の希望で主に関わりたい(関わりたかった)」が52.7%

ダブルケアに関わっている(いた)全国の30歳から55歳の男女(1,000名)に、親・義親の世話・見守り・介護に、どのように関わっているか(いたか)を聞いたアンケートでは、必要に応じて手伝っている(いた)」が最も多く47.9%、次いで、「愚痴を聞くなど精神的なケアをしている(していた)」が34.9%、「定期的に手伝っている(いた)」が22.9%、「中心となって世話・見守り・介護をしている(していた)」が20.5%という結果に。

また、現在、ダブルケアに直面している人について、親または義親との同居状況別にみると、同居している人(123名)では、「中心となって世話・見守り・介護をしている(していた)」が41.5%と同居していない人(20.5%)より高くなったほか、「定期的に手伝っている(いた)」(同居31.7%、非同居24.3%)や「経済的援助をしている(していた)」(同居27.6%、非同居11.4%)でも同居している人のほうが高くなる傾向がみられた。

次に、自身が中心となって世話・見守り・介護をしている(していた)人(205名)に、中心となって関わる理由を聞いたところ、「自身の希望で主に関わりたい(関わりたかった)」が52.7%、「自分以外に主にできる人がいない(いなかった)」が47.8%となっており、自身の希望で中心的に関わっている人が多いようだ。

しかし、男女別にみると、女性では「自分以外に主にできる人がいない(いなかった)」が62.4%となり、「自身の希望で主に関わりたい(関わりたかった)」(43.0%)を上まわる結果となっている。

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2018年10月16日(火) 発売

DIME最新号の大特集は「秋の新製品ベストバイ」特別付録は1/7スケールのロボット掃除機「ルンバ」メジャー!?

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ