『プラレール』の遊び方は実にカンタン。
青色のプラスチック製のレールの上を、好きな組み合わせで接続した上で、電池で動く列車を走らせます。
線路の繫ぎ目は組み合わせ式。線路の構成イメージが浮かんだら、手軽に、自由自在にレイアウト可能です。
1959年に登場した『プラレール』の原型は、電動では無く、手で転がして遊ぶタイプでしたが、早くも1961年には、小型モーターを内蔵した「電動プラ汽車セット」が登場。
現行商品にも繋がる形態がここに完成しました。
『プラレール』のレールは、初登場から現在に至るまで、基本的なモデルチェンジを一度も行っていません。
これは驚きですね。つまり、昔の『プラレール』と現代の『プラレール』の線路は、そのまま一緒に繋げられちゃう! 走らせられる車両も互換性があるのです。
『プラレール』は親子、祖父母の代まで、三世代がひとつのオモチャを中心として遊べる、稀有な玩具かもしれません。こんなオモチャ、なかなか無いような気がします。
ちなみに、曲線レールの直径は、今となっては珍しくなった、「巨人の星」でもお馴染みの、「ちゃぶ台」のサイズを参考に作られたとの事。
ようするに、ちゃぶ台の台上で遊ぶ事を前提に作られていた訳ですね。
いまだとリビングテーブルの上で遊ぶイメージになるのかな。サイズ的には余裕ですね!
『プラレール』の車両は、様々なタイプが登場しました。
新幹線ひかり号や、機関車トーマス。さらには新幹線の検査専用車両として、知る人ぞ知る新幹線電気軌道総合試験車「ドクターイエロー」のプラレールまで発売されていたのにはビックリです!
マニアック過ぎ!
歴史ある『プラレール』は、まもなく60周年も間近です! 目指せ100周年!
あの頃みんな遊んでた! 小さい子供でもお手軽カンタンに鉄道玩具遊びを楽しめた『プラレール』。
……久しぶりに、『プラレール』を購入して、子供と一緒に遊んでみようかな?!
※資料引用 https://www.takaratomy.co.jp/products/plarail/about/index.htm
https://ja.wikipedia.org/wiki/プラレール
※その他資料・画像引用 筆者自身の撮影によるもの、もしくはメーカー・販売店サイト、またはwikipediaなど
文/FURU