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2018.08.15

パパ必読!柔軟な発想と創造力を育むプログラミング教育のイロハ

プログラミング教育学習指導要領が改訂され、2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修となる。自分の子供はどんな授業を受けることになるのか? 家庭でできることは? 様々な疑問があるが、親も知らないわけにはいかない。そんなプログラミング教育の基礎知識と、既に始まっている実際の学習の現場を紹介しよう。

〈お話を伺ったのは〉平井聡一郎さん
情報通信総合研究所特別研究員。文部科学省教育ICTアドバイザー、総務省プログラミング教育事業推進会議委員など、情報教育にかかわる各種委員を歴任。全国の自治体、学校等の教育改革、プログラミングの導入を支援している。

【Q】プログラミング教育はなぜ始まる?

【A】

 当初は、産業界からの要請で検討が進められ、その後安倍首相もアベノミクスの中でプログラミング教育に触れ実現しました。もちろん、諸外国でプログラミング教育が導入されている状況も後押しになっています。

 必修化の目的は、子供たちが未来を生きていくうえで、最も必要な「考える力」を向上させることです。情報化社会が進むと、単なる知識がどんどん役に立たなくなり、自分で考えて判断して行動することが求められます。その経験が自信につながり、生きる力となります。教科書の中身を覚えるだけでは、考える力はそれほど身につきません。学校教育においても、何かしらの目的を達成するために試行錯誤すること、すなわちプログラミング的な思考の必要性が高まっているのです。

 学習指導要領の改訂では、小学校での必修化に加えて、中学校では技術・家庭科で習うプログラミングの内容を倍増。高校では教科「情報」でのプログラミングが必修となっています。

【Q】親がプログラミングを学ぶとしたら何から始めればいい?

【A】

 国からの情報は、「未来の学びコンソーシアム」のWebページ〈miraino-manabi.jp/〉にまとめられています。「NHK for Scool」シリーズの『why!? プログラミング』(Eテレ)という番組を見て親子で学ぶのもいいですね。

【Q】どんな環境をつくったら子供は意欲的に学ぶようになる?

【A】

 プログラミングでは、自分で考えて経験することが大切。無理に教えるのではなく、親が子供たちと一緒に楽しもうとする姿勢が重要です。親子で一緒に自然体験や、料理する中で、手順を考えさせることも大切ですよ。

【Q】学校ではどんな授業が行なわれる?

【A】

 プログラミングが教科として新設されるわけではありません。小学校では、プログラミンングの技術を学ぶことが目的ではなく、プログラミングの体験を通して、各教科の狙いを達成することを目指します。低学年から導入されるでしょうが、中でも5年生算数の多角形の指導、6年生理科の電気の指導では、ほとんどの学校でプログラミングを体験するでしょう。また、「アンプラグドプログラミング」といい、カードやグループセッションでプログラミング的な思考を養う授業も注目されています。コンピューターを使わないので、ほとんどの授業に組み込むことが可能です。

【Q】手始めにどんなソフトから使ったらいい?

【A】

 無料のプログラミングツール「Scratch」や「Viscuit」は、多くの解説本が出ているので入門用に向いています。プログラミングを作成し、ロボットトイなど形のあるものを動かすことから始めるといいでしょう。

【Q】子供に教える自信がありません

【A】

 全国にプログラミングを教える塾などが増えていますので、今からそうした場所で学ばせることはとても効果的です。子供たちによく考えさせる塾、発表させる機会が多い塾を選ぶといいでしょう。

取材・文/小口 覺(おぐち さとる)

IT、SNS、スマートフォン、ネット、家電、ガジェットからサブカル、ビジネスまでゆる~くカバーしているライター。

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