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2018.08.12

「神泡」と「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」に学ぶヒットの方程式

ビールが最高に旨い季節がやってきた。アフターファイブは慣れ親しんだビールで乾杯もいいが、最新のビールトレンドを知らないままではもったいない! ビールの旨さの証である泡を究極まで追求した「神泡」と、品質で世界的な賞に選ばれた『ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール』(以後、『〈香る〉エール』)のヒットの秘密を紹介しよう。

グラスに注いだ「神泡」の『〈香る〉エール』グラスに注いだ「神泡」の『〈香る〉エール』

取材協力/虎ノ門ARBOL (住)東京都港区虎ノ門1-23-1 (電)03・6257・1145 魚介料理に定評があるイタリアンレストラン。『〈香る〉エール』700円、『オーシャンプレート』3000円。

BEER TREND【1】神泡

◎旨さの追求と認知度アップで神ヒットは生まれた

 ヒットの裏には理由がある││。「ビール離れ」といわれて久しい同業界で、長年の〝旨さへのこだわり〟、そして周到に用意されたプロモーション戦略で、目下、旋風を巻き起こしているキーワード、それが「神泡」だ。

 サントリーの「神泡」の仕掛け人のひとりである皆福哲哉さんがヒットの軌跡を明かす。

「今年3月中旬から、『ザ・プレミアム・モルツ』(編集部注/以後、『プレモル』)と『〈香る〉エール』の神泡プロモーションを本格的にスタートさせました。するとわずか2週間で『プレモル』は前年比173%と、予想を大幅に上回る売り上げとなりました」

 まずは「神泡」とは何か皆福さんに解説してもらった。

「まず見た目がクリーミーできめ細かく、食感はプルプルしており、香りとコクがある泡です。また飲み進めても、従来の注ぎ方と比べて泡が大幅に崩れにくいという、見た目でも実感できることも大きな特徴です」(皆福さん/以下同)

 この「神泡」はもちろん1日にして誕生した訳ではない。1963年にサントリーがビール事業に参入して以来続けてきた〝泡〟の研究の歴史から生まれたテクノロジーなのだ。

「きめ細かな泡を作るためには高度な醸造技術が必要です。またお客様が飲まれる瞬間の品質にまでこだわって飲食店向けに専用ノズルを開発し、泡がさらに際立つ専用グラスも用意しました」

『プレモル』『〈香る〉エール』『プレモル』『〈香る〉エール』は写真左の業務用サーバーにオリジナルノズルを採用することで「神泡」に。また写真右の家庭向け「電動超音波式神泡サーバー」は、1秒間に4万回振動することで「神泡」を作り出す。

◎幅広い飲食店で採用された神泡『プレモル』

 泡に対する取り組みに多くの消費者から反響があったことにヒットを確信し、一大プロモーションが始まった。ヒットに至るための最も大切な要素は、認知度を一気に高めること。その仕掛けとして用意されたのが、「神泡」を家庭でも手軽に味わえるサーバーだ。『プレモル』『〈香る〉エール』の家庭用缶を、手動・電動の神泡サーバーとセットで販売。するとインスタや口コミなどで認知度は加速度的に高まり、前述のとおりの大ヒットとなった。

「近年、ビールが選ばれる基準として〝のど越し〟や〝キレ〟が消費者からも重視されてきましたが、数多くお酒がある中で、泡を楽しめるのはビールだけ。我々は、旨さの最大の要素のひとつ=泡だと考えています。その旨さと楽しみ方を改めて感じていただけたと思っています」

 このヒットは一般家庭にとどまらない。外食産業に目を転じると敷居の高いレストラン、女性客でにぎわうバル、そしてサラリーマン御用達の大衆店が「神泡」トレンドをキャッチ。「神泡」を提供する店舗は、全国で3万を突破した。

 味はもちろん見た目も楽しめる「神泡」。ヒットの理由を知れば、一層おいしく味わうことができるはずだ。

プレミアム戦略部 皆福哲哉さん

◆神泡と従来の注ぎ方を比べてみると……

神泡と従来の注ぎ方を比べてみると通常の手注ぎ(写真右)と「電動超音波式神泡サーバー」で注いだビールの3分経過後の状態。泡の差は歴然だ。

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