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2018.07.29

3万円以上支払う価値はあるか?シャープ初のSIMフリースマホ「AQUOS sense plus」の実力検証

■連載/石野純也のガチレビュー

 シャープが初のSIMフリー専用モデルとして送り出したスマートフォンが、「AQUOS sense plus」だ。“plus”と銘打たれていることからもわかるように、この機種はdocomo withに採用され、大ヒットしたAQUOS senseの上位モデル。MVNO向けには、ほぼ同スペックのAQUOS sense liteが販売されていた。

 おサイフケータイや防水・防塵対応など、好評を博した機能はそのままに、AQUOS senseでは足りなかったスペックを補ったモデルというのが、AQUOS sense plusの位置づけだ。ディスプレイも18:9と縦長になり、チップセットにはミドルレンジ上位向けのSnapdragon 630を採用する。

 機能を追求できるハイエンドモデルとは異なり、ミドルレンジのスマホは価格も含めた“バランス”が重要になる。足し算ではなく、どう引き算しているのかが製品を評価するうえで欠かせない視点になるというわけだ。では、AQUOS sense plusはどのような端末に仕上がっているのか。実機をテストし、その使い勝手やコストパフォーマンスをジャッジした。

シャープ初のMVNO専用モデルとなる「AQUOS sense plus」

操作感がよく、縦長のディスプレイも見やすい

 AQUOS senseやAQUOS sense liteとの比較になるが、AQUOS sense plusは操作感が向上している。ホーム画面などでのタッチ操作に関しては、どの機種でも比較的きちんと反応するため、大きな差は出ないが、裏で別のアプリを走らせながらだと印象が変わってくる。AQUOS sense plusはこのような時にも、引っかかった感じがなく、快適に利用できる。わずかな差になるかもしれないが、キーボードを表示するようなケースでも、タイムラグが少なく、快適さが増している印象だ。

操作感がよく、重いアプリを同時に起動するようなシーンを除けば、快適に操作できる

 おそらくこれは、チップセットやメモリ(RAM)を強化したためだと思われる。冒頭で記載したように、AQUOS sense plusには、ミドルレンジ上位向けのSnapdragon 630が採用されており、メモリも3GB。これらが効いて、AQUOS senseなどのミドルレンジモデルよりも快適になっているようだ。AnTuTu Benchmarkのスコアも、それを物語っている。数値的に見ると、ハイエンドモデルには及ばないが、ミドルレンジの中ではまずまずの数値といえる。

AnTuTu Benchmarkのスコアは8万点台

 ディスプレイはフルHD+のIGZO液晶で、18:9と縦に長くなった。ハイエンドモデルが続々と18:9やそれに近い比率のディスプレイを採用していることもあって、これらに見慣れてしまうと、16:9のディスプレイを搭載した端末が、少々古臭く見えてしまう。AQUOS senseと比較した際に、デザインがスリムでシャープに見えるのは、そのためだ。

 もちろん、単に見栄えが変わるだけではなく、1画面に収められる情報量も多くなる。特にスマホは、縦長の形状が一般的で、多くのアプリが縦に情報を並べるようにデザインされている。そのため、縦に長くなると、1画面に入る情報量が増し、余計なスクロールをしなくて済むようになる。16:9と18:9は数値にするとわずかな違いだが、見やすさは大きく異なってくる。

1画面に収まる情報量が増え、サイトなどが見やすくなった

 残念ながらハイエンドモデルに搭載されているハイスピードIGZOではなく、倍速表示などの機能には非対応だが、ミドルレンジモデルということを考えるとこのクオリティで十分。IGZO液晶ということもあり、バッテリーの持ちもいい。5.5インチだが、縦に長くなっているため、横幅は71mmとてになじむ。持ったときの感覚は、AQUOS senseと大きく変わらない印象だ。

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