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2018.07.27

ドローンが設計する!?建設会社の社長が語る建設業界の未来

ドローンを使った計測で3次元設計データができる

従来使用していた2次元の図面を見ただけでは、建設現場の状況を把握することは難しい。しかし、ドローンを使用して撮影をすると、図面に映像を重ねて3次元で現場を見ることができるようになる。ドローンでは写真を縦方向に90%重なるように撮っていく。次に横方向に前の写真と60%重なるように撮っていく。そうすることで、世界測地系に合致した1枚の図面ができあがる。それを専用のソフトを使用して、衛星写真やGoogle Earthに重ねることで3次元で現場を確認することが可能となる。

ドローンを使えば誰でもできるのかというとそうではない。地上の測量班が測点して正確な数字と重ねるからこそ、精度の良い写真ができるのだ。そうしてできあがったデータを解析し、3次元の点群データを作り出す。現場そのものがパソコン内に入っている、そんな状態にするのである。

点の集合体で作られた立体的な図面は、パソコン上で距離や面積、体積などを瞬時に出すことができる。そうすることで、何度も測量する手間が省け、建設現場の雇用を維持しながら楽ができるようになる。さらに現場に「見える化ボード」として3次元で解析した図面を置くことで誰もが一目で分かりやすく、仕事がしやすい環境を実現できるのだ。

齊藤氏はこのような事業を2015年以降、ゼネコン及び道路ゼネコンの東北支店、地場ゼネコンに対して提案してきた。今までより「早く・安く・楽に・楽しく」を実感してもらい、100以上の現場で実績を積み重ねてきた。

今後は新たに立ち上げたNPO法人ドローンエイドにおいて、警察や消防と連携して、災害現場などの救助協力をする態勢を整えることを目標としている。その他にも外国人を雇い入れて教育し、将来的には彼らを母国に帰して建設会社を立ち上げてもらい、その下請けとなるなど、様々な事業構想を練っているそうだ。

旧態依然と言われがちな建設業界には、最先端の技術を使用し、世界に羽ばたいていく未来が待っているのかもしれない。

取材・文/ RoMoKo

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