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au×Netflixの料金プラン、テザリング有料化は正解だったのか?

2018.07.29

テザリングオプション有料化を振り返る

房野氏:auに続き、6月からソフトバンクもテザリングオプションを有料化しました。

石川氏:Netflixの発表会のときに、KDDIの某氏が、ソフトバンクのテザリングがもうすぐ有料化されますけど、盛り上げないんですか、みたいなことを言っていたんです。結果、全然注目されなかったじゃないですか。ソフトバンクがうまいのか、我々がミスしたのか分からないですけど、まあ、うまくやったなという気がしますよね。あれだけauで炎上したのに。

石野氏:ソフトバンクは、どうせ1か月くらいしか騒がないだろうと見越して有料化を延期したんじゃないかな(笑)

石川氏:アメリカ放題(の有料化の告知)で失敗しているだけあって、経験を積んでいるな。

法林氏:僕は、auの方がテザリングのユーザーが多い、ソフトバンクの方が少ないという解釈。

石川氏:確かに。

法林氏:分からないけど、おそらく、実は両者ともテザリングを利用するユーザーが相当少ない。僕らはすごく使っていると思っているけれど、実際のユーザー数は少ないと思う。キャリアは何らかの理由でそれを開示できない、したくない。開示していれば、例えば、auの5000万ユーザーのうちの何割が利用しているという数が出れば、それだけ少なければ、その人たちが負担するんだよね、という言い方をするんだろうけど、それはしなかった。ソフトバンクにいたっては、とりあえず2か月間、解約申込みの期間を延ばした。そうやって炎上した状態をみると、auの方がテザリングのユーザーが多くて、しかし全体像から見ると両方ともテザリングのユーザーはものすごく少ないんだということがわかる。

石川氏:でも、ものすごく少ないんだったら、500円徴収しなくてもいいじゃないかという気がする。

法林氏:全体のトラフィックから見ると、テザリングを使っている人はめっちゃ使っているわけですよ。

石野氏:でも、めっちゃ使おうが、容量が決まっているので。結局、Netflixを100時間見る人と、テザリングを使う人のどちらがネットワークに負荷をかけるかという話になっちゃう。

法林氏:Netflixの方がネットワークの負荷が少ないと思う。ストリーミングだからね。音楽だって、昔は64kbpsで普通に聴けたじゃないですか、音質はともかくとして。そんなにスピードはいらない。

石野氏:計算だと、100時間で25GB使い切るということですね。

法林氏:発表会後のラウンドテーブルのときに言っていたよね、400kbpsくらいのビットレートで見られる。

石野氏:相当、少ないビットレートで見られるとは言っていたんですけど……。

石川氏:本当かなあ。逆にちょっと多めに流れるような気がする。制御できているのかな。

法林氏:まあね、アプリでやっているから、ユーザーからは映像情報が見えないんだよね。何かアプリを仕込んでトラフィックを見ないと分からない。

石野氏:ネットワークの中立性を守ってカウントフリーをやらないというんだったら、テザリングも中立にしてくれっていう感じかな。

石川氏:中立だから使う人から金を取るってことでしょう。

石野氏:でも容量に対してお金を払っているんだから。

法林氏:そこら辺が今の難しいところだよね。僕らはいったい、何にお金を払っているのかが、よく見えない。テザリングに関しては、auピタットプラン、フラットプランをやるときに話をするべきだった。話をしないまま流したのが失敗。なんとなく沈静化したといったら差し障りがあるけれど、なんとなく仕方がないかな、という感じ。

石野氏:いやいや、騒ぎましょうよ。

石川氏:次にドコモがどう出てくるかだよね。一応、まだキャンペーン中でしょ。

石野氏:ドコモがあるから、さらに薪をくべて、3社まとめて炎上みたいな感じでやりたいですね(笑)

房野氏:総務省の次の案件になったりしないでしょうか。

石野氏:ドコモはmoperaとかもあってデータ通信で使われている量も多いと思うので、有料化はやりづらいと思いますけどね。

石川氏:総務省の案件では、KDDIはMVNOにテザリングを使えるようにしろって話がありましたね。あれってどうするのかな。MVNOでテザリングするときはタダで使えて、auは有料で。

石野氏:ソフトバンクはずる賢いというか、かなりあざといというとか、総務省の検討会中にMVNOのテザリングに対応しちゃいました。ガイドラインが出る前にしれっと対応して、日本通信のSIMでテザリングできるようになった。それも矛盾していますよね。

法林氏:総務省の要請に対応する段階で、なんらかの処置をしなきゃいけなくなっちゃったということですよね。

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