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2018.07.30

社会で成功を収めるために、IQよりも重要なものって?

 本心を悟られない表情を“ポーカーフェイス”というが、ポーカーに強い人は実際にポーカーフェイスに長け、加えて人を見抜く力に優れていることが最新の研究で報告されている。

勝てるポーカープレイヤーの特徴とは?

 ポーカーや麻雀などのゲームで勝つには高い実力が求められるのはいうまでもないが、利益を上げることができる人物には、実力以上に重要な能力が備わっているという。それは決して真意を悟られない“ポーカーフェイス”と相手の本心を見抜く力、そして“演技力”である。

 米・カリフォルニア大学デービス校の研究チームが先日、認知科学系学術ジャーナル「Cognitive Science」で発表した研究では、3万5000人ものプレイヤーが3週間にわたってプレイしたポーカーを分析している。

 この期間に負け込むことなく収益をあげられたプレイヤーは全体の10%から多くても15%までと見積もられるということだが、こうした勝てるプレイヤーにはある特徴があった。それは相手の言動を注意深く観察しているという点だ。しかもそれをなるべく気づかれずに行なっているのである。

Market Watch」より

 成功しているポーカープレイヤーは自分の手の内をどれくらい見せて、相手の言動からどれほどの情報を引き出せるのかを常に天秤にかけながらプレイを行なっているという。したがってなんらかの独自のプレイスタイルがあるわけではなく、相手の出方によって柔軟に出方を変えているのである。

 研究の対象になったポーカーはアメリカで最もポピュラーなテキサス・ホールデムと呼ばれるポーカーで、ゲームにおいて“ブラフ(bluffing)”という騙し合いの駆け引きが重要な役割を占めている。

 手札の役を作るあたってあらゆる可能性を確率論的に考えていくことももちろん重要だが、特にテキサス・ホールデムはプレイヤー同士の駆け引きという“心理戦”が占める割合が高い。したがってプレイヤーには相手の言動からその真意を見抜く目と、こちらの本心を悟られないポーカーフェイス、そして相手を欺くための“演技力”必要とされてくるのである。

「人々は、ポーカープレイヤーが“第六感”や、ブラフを検知できる特殊能力を持っていると思っていますが、実際にはより良い決断を下すための情報処理をいろいろ組み合わせているだけです」と『The Poker MBA』の著者であるグレッグ・ディンキン氏は語る。

 もちろん人を欺くのはゲームの中だけにすべきだが、常に敏感に情報を収集して自分の手持ちの札の可能性を探るポーカープレイヤーの戦術から学ぶことは多いのかもしれない。

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